アイアン・メイデンのS・ハリス、一番誇らしく思うのは「アイヴァー・ノヴェロ受賞」

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アイアン・メイデンはこれまで全英1位獲得や大規模な世界ツアーの成功、ギネス世界記録の樹立、グラミー受賞など様々な功績をあげてきたが、スティーヴ・ハリス(B)がその中で最も傑出していると思うのは、アイヴァー・ノヴェロ・アワードの受賞だという。

英国ウェールズ出身の作曲家アイヴァー・ノヴェロの名を冠した<アイヴァー・ノヴェロ・アワーズ>は、英国/アイルランドの優れたソングライター/作曲家へ贈られる音楽賞で、アイアン・メイデンは2001年にインターナショナル・アチーヴメント・アワードを受賞した。

最近、『Metal Hammer』誌のインタビューで、アイアン・メイデンが成し遂げてきたことの中で個人的に最も傑出しているものは何かと問われたスミスは、熟考した後、「僕にとっての重要な出来事の一つはアイヴァー・ノヴェロ・アワードだと思う」と答えたという。「セレモニーには行きたくなかった。そういうのはちょっと……この手のことには、僕はかなりシャイなんだ! ちょっと恥ずかしく感じてしまう。だから、こういうのが得意な他の連中(メンバーたち)に任せた。でも、僕は色んな意味で、とても光栄なことだと思った。ソングライティングに対する賞だからね。いつも言っているが、僕はプレイヤーとしてどう思われようが気にならない。ソングライティングが最も重要なことだ。だから、ああいう賞を受け取るのは本当にナイスだった」

賞に限れば、フロントマンのブルース・ディッキンソンが自身の功績についてどのように考えているのかは不明だが、彼は最近、再び、ロックの殿堂入りはしたくないと発言している。アイアン・メイデンは今年、2021年に次ぎ2度目の候補に挙がり、ファン投票でもトップ5入りしたが、殿堂入りは逃した。以前から殿堂入りに否定的なディッキンソンは、英国の新聞『The Telegraph』の最新インタビューで「俺はロックの殿堂入りはしたくない。なぜなら、俺らはまだ死んではいないからだ」と話したという。

Ako Suzuki
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