椿屋四重奏二十周年、この夏限定でライブ開催

中田裕二、小寺良太、奥野真哉、隅倉弘至、カトウタロウらが「椿屋四重奏二十周年」名義を冠し、2023年夏限定で3本のライブを行うことが発表された。

発表が行われたのは中田裕二の全国ツアー＜MOONAGE SYNDROME＞最終公演となった、東京・EX THEATER ROPPONGI公演でのライブ終了後の会場にて。椿屋四重奏は中田自身が20歳の時に仙台で結成したバンドであり、2011年1月の解散まで、歌謡曲のエッセンスを取り込んだ強烈なオリジナリティを誇るロックサウンドで多くのファンを獲得していた。

今回の期間限定活動は、2003年8月27日のミニアルバム『椿屋四重奏』でのデビューから20年目を迎えるのを記念して行われる。

過去には2021年4月にLINE CUBE SHIBUYAで開催された中田のソロ10周年記念ライブのアンコールで、オリジナルメンバー3人による2曲のみ演奏の一夜限りの復活があったが、今回は「椿屋四重奏二十周年」という名のもと、中田のほか、音楽活動を引退している永田貴樹（Ba）は不参加ながら、オリジナルメンバーの小寺良太（Dr）、さらに2011年以降の中田のソロ活動を支えてきた、奥野真哉（Key／ソウル・フラワー・ユニオン）、隅倉弘至（Ba／初恋の嵐）、カトウタロウ（G）というラインナップでステージに臨む。

このメンバーによるライブは、中田裕二としてすでに出演が発表されている北海道の音楽フェス＜JOIN ALIVE 2023＞を皮切りに、バンド結成の地・仙台で、同期デビューでバンド同士懇意にしていたロックバンドTHE YOUTHとのツーマン、そしてデビュー日に当たる8月27日(日)の東京：昭和女子大学 人見記念講堂でのワンマンの計3本を予定している。