ブライアン・メイ、『ボヘミアン・ラプソディ』の続編「制作したいが、まだその術が見つからない」

ブライアン・メイは、世界中で大ヒットしたクイーンの映画『ボヘミアン・ラプソディ』(2018年)の続編を制作したいと考えているが、実現するにはまだ時間がかかりそうだという。
◆ブライアン・メイ画像
数ヶ月前、続編について「僕ら、話してるよ。僕はあの映画を誇らしく思っているし、僕らを演じた人々はただただ素晴らしかった。続編を作るのはすごく魅力的だ。彼らと再び仕事するだけでも価値がある」と話していたブライアンは、今週、米SiriusXMの番組『Trunk Nation』でそれが実現する可能性を問われると、こう答えた。
「僕らが話しているというのは紛れもない事実だ。僕らは乗り気だ。続編を作りたい。適切な脚本を探さないとだ。最初の映画に相応しい脚本を見つけるのに12年かかったんだ。次も簡単ではないのは驚きではない。『ボヘミアン・ラプソディ』の後にも物語がある。あの後に、ものすごくたくさんのことが起きている」
「僕らは、その物語が映画となり得て、『ボヘミアン・ラプソディ』と同じように人々の心を揺さぶると確信できるまで、作りたくも公開したくもない。だから、簡潔な答えは“僕らは作りたいと思ってるが、まだその術を見つけていない”だ」
ブライアンは来月、1983年にエドワード・ヴァン・ヘイレン(G)、アラン・グラッツァー(Dr)、フィル・チェン(B)、フレッド・マンデル(Key)と共に制作/発表したミニ・アルバム『Star Fleet Project』の40周年記念リマスター・エディションをリリースする。
クイーン+アダム・ランバートは、今年は秋に北米で<Rhapsody>ツアーを開催する。
Ako Suzuki
この記事の関連情報
ブライアン・メイ、AIの普及で「人間が音楽シーンを支配しているのは2023年が最後になるかも」
ポール・ロジャース「フレディ・マーキュリーの代わり、簡単ではなかった」
ブライアン・メイ、フレディ・マーキュリーの遺品オークション「悲し過ぎて見られない」
クイーン、ロジャー・テイラーの「これが最後かも」発言にファンが動揺
クイーン+アダム・ランバート来日決定、4都市を回るドームツアー開催へ
クイーン、英国レコード産業協会からBRITビリオン・アワード受賞
ブライアン・メイ「クイーンでなければ、ザ・ビートルズの一員になりたかった」
クイーンのブライアン・メイ、ライヴ・エイドのリハーサル映像を公開
ブライアン・メイ、ジョン・ディーコンのクイーン脱退を語る「それでも彼はクイーンの一員」