【フォトレポート】樽木栄一郎、20周年記念ライブで魅せた“いつもの姿”

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2023年7月8日(土)、東京・南青山BAROOMにて<樽木栄一郎 20th Anniversary Live>が行われた。全国各地のカフェ、雑貨屋、ギャラリー、古民家、美容室、本屋、花屋など場所を選ばずさまざまなシチュエーションでライブを行ってきた樽木にとって、特徴的な円形ホールを擁する空間BAROOMでの公演は、「今回のライブは、ここから先の、僕の活動の道しるべとなるような形にしたい」と言っていたように、ちょっと特別なものだったに違いない。

◆樽木栄一郎 関連MV&ライブ画像

忌野清志郎や高野寛、近藤房之助との活動で知られるドラマーの宮川剛、KIRINJIのベーシスト・千ヶ崎学、Ego-Wrappin'のバンドメンバーも務めたトランペット/フルートの島裕介、そして小野リサをはじめ、久保田利伸やJUJUらをサポートしてきたサックス/フルートのヤマカミヒトミ……そんな手練れを仲間に、ソロ、デュオ、トリオ、カルテット、クインテットとさまざまな形態でのパフォーマンスを魅せてくれた。ライブ最後には、映画・ドラマ出演で実績を重ねる若手俳優・楽駆(Raiku)を起用した「虹色ジャーニー」のミュージックビデオも特別上映され、こちらはアルバム発売日に解禁となる。楽曲や樽木の活動テーマの一部である“旅”を思わせる、自然の中での瑞々しい映像を捉えている。

今回の樽木らしい、いつものアットホームな姿は、「ぜひ旅をしながら僕の音楽に触れてほしい」という言葉通り、全国各地を旅しながらのライブ活動で改めて体験してほしい。2023年7月12日(水)にリリースされたニュー・アルバム『tau』を聴きながら。


■楽駆 コメント

【楽曲について】
樽木さんの、温かく包み込んでくれる歌声と、優しくて遠くない世界に誘われる音色に惹かれ、身体が自然とリズムを刻んでいました。
なるようになるよ、大丈夫。と囁かれている気持ちになりました。

【MVについて】
撮影は、とにかく自然に委ねてみようと思い臨みました。
豊かな情景が勝手に心を運んでくれて、昇華されていきました。
救われました。
ハプニングがいつのまにかサプライズに変わっていました。
夏がきたんだなぁ。

<樽木栄一郎 20th Anniversary Live>

2023年7月8日(土)
東京・青山BAROOM

【1st.】
1. 樽木独唱
2. home[樽木/宮川]
3. Rockin’ Chair[樽木/宮川]
4. 風窓とワルツ[樽木/宮川/千ヶ崎]
5. Linto[樽木/宮川/千ヶ崎]
6. 異邦人[樽木/宮川/千ヶ崎/島]
7. ラヂヲボイス[樽木/宮川/千ヶ崎/ヤマカミ]

【2nd.】
1. ひねもす[樽木/宮川/千ヶ崎/ヤマカミ]
2. パレットセレナーデ[樽木/宮川/千ヶ崎/島/ヤマカミ]
3. プラレールの恋人[樽木/宮川/千ヶ崎/島/ヤマカミ]
4. さかな[樽木/島]
5. セツナ[樽木/宮川/千ヶ崎/島/ヤマカミ]
6. analog[樽木/宮川/千ヶ崎/島/ヤマカミ]
7. 虹色ジャーニー[樽木/宮川/千ヶ崎/島/ヤマカミ]
en. ミナモホトリテ[樽木/宮川/千ヶ崎/島/ヤマカミ]

 樽木栄一郎 (Vocal&Guitar)
 千ヶ崎学 (Bass)
 宮川剛 (Drums)
 島裕介 (Trumpet)
 ヤマカミヒトミ(Sax/Flute)

▲CD
▲配信

『tau』

2023年7月12日(水)
FCRCD-013 3,300円(税込)
URL:https://nex-tone.link/A00119466

■収録曲
01 Linto(Alternative mix)
02 風窓とワルツ
03 メメント
04 ひねもす
05 amanos
06 ミズノ カゾエウタ
07 セツナ(Alternative mix)
08 Roro M244
09 虹色ジャーニー
10 Luz de...n

■参加アーティスト
樽木栄一郎 (Vocal&Guitar)
千ヶ崎学 (Bass)
宮川剛 (Drums)
島裕介 (Trumpet)
黒川紗恵子 (Clarinet)


◆樽木栄一郎 オフィシャルサイト
◆BAROOM オフィシャルサイト
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