【インタビュー】YENA、待望の日本ソロデビュー「皆さんを幸せにする準備ができています」

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2年半という活動期間で様々な“伝説”を残した日韓混合アイドルグループ・IZ*ONEの元メンバー、YENA(イェナ)。キュートなルックスと愛され力の高いキャラクターで人気を博し、Z世代のポップアイコンとして注目を集める彼女が、8月9日に待望の日本ソロデビューを果たした。

◆YENA 動画 / 画像

日本デビュー曲は、ちゃんみなをフィーチャリングに迎えた「SMILEY-Japanese Ver.- (feat.ちゃんみな)」。彼女ならではのハッピーな明るさをベースに、その裏にある悲しみや痛みも隠すことなく表現したエナジー溢れるナンバーだ。日本デビューを間近に控えたYENAに、楽曲の制作秘話はもちろん、現在の心境や今後の目標について話を聞いた。

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■「SMILEY」は私の一番好きな曲
■自分の性格がそのまま描かれている気がする


──IZ*ONEの活動を終え、2022年1月に韓国でソロデビューしたYENAさん。まず、ソロとしての1年半を振り返っていかがですか?

YENA:熱心に、懸命に走ってきたなって。自分で自分を褒めてあげたいと思うし、活動をずっと見守ってくれた“jigumi(読み:チグミ/ファンの呼称)”にも感謝しています。

──ソロになって変わったことはありますか?

YENA:楽屋が広い!(笑)メイクや食事の時間も、ひとりだと待つことがないというのも変化だと思います。ただ、話し相手がいないと退屈だったりもして、そういうときはグループ活動が懐かしくなります。あとはやはり、一人でパフォーマンスを見せるということに対して最初はプレッシャーも感じました。

──2023年2月には東京と大阪で初の単独ファンミーティングを開催しました。感想はいかがでしたか?

YENA:日本語がまだあまり上手でないので、がっかりさせちゃう可能性もあるかなと思っていたんです。でも、その姿すらもかわいいと言ってくださる方が結構いて、それが本当にありがたかったです(笑)。あと日本語のカバー曲(「ドライフラワー」)を披露したときに、にこやかに聴いてくださる方が多くて。自分が曲に込めた想いが伝わったんだなと思えてうれしかったです。

──それから約半年で今回の日本デビューシングルがリリース。日本のソロデビューも以前から願っていたことでしたか?

YENA:もちろん!期待してそのタイミングを待っていたし、IZ*ONEの頃から応援してくださっている日本のファンの皆さんにもめっちゃ会いたいと思っていました。日本デビューがいざ決まったときは、早く私の新たな姿を見せたい、一緒に楽しみたいという気持ちが強かったです。


──SNSを通して喜びの反応をもらうことも多かったのでは?

YENA:「!(ビックリマーク)」が多かったです。しかもすごい数で(笑)。喜んでいるような絵文字や顔文字からも皆さんの気持ちが伝わったので、早くカッコよく登場しなきゃなって思いました。

──ついにリリースとなる日本デビュー曲「SMILEY-Japanese Ver.- (feat.ちゃんみな)」は、韓国ソロデビュー曲「SMILEY」の日本語ver.ですね。

YENA:「SMILEY」は私の一番好きな曲で、自己紹介ソングのような印象があります。自分の性格がそのまま描かれている気がするので、韓国でのデビューと同様、日本のデビューも絶対この曲でしたいと思いました。とにかく明るいエネルギーに溢れているので、それが皆さんに伝わるといいなと思います。



──5月の<KCON 2023 JAPAN>で「SMILEY」を披露したときはいかがでしたか?

YENA:皆さんが韓国語で一緒に歌ってくれるのが不思議でした。もちろんすごくうれしい気持ちもありましたが、「え、どうして歌えるんだろう!?」って(笑)。きっとたくさん練習してくださったんだと思います。あと「もうすぐ日本デビューします」って報告したときの反応が大きくて温かかったことも印象に残っています。

──韓国語ver.は韓国のソロシンガー・BIBIさんがフィーチャリングに参加していましたが、今回は、日本語、韓国語、英語を駆使するトリリンガル女性ラッパーのちゃんみなさんを起用。これはどういう経緯だったんですか?

YENA:私がもともと大ファンで。プレイリストの中にはちゃんみなさんの曲がたくさんあります。「一緒にやりたいです」というのを懸命にアピールしてそれが実現して、私は“成功したファン”になりました!

──あはははは。いわゆる“推しに近づけたファン”ですね(笑)。

YENA:そうです。もう、信じられない気持ちです。ヤバイデス(笑)。

──ちゃんみなさんとのご対面はまだこれからとのことですが、実際に会ったらどうなりそうですか?

YENA:伝える言葉が「ありがとうございます」しか見つからないですね。(頭を下げて)ありがとうございます、ありがとうございます……。

──延々ループかもしれないですね(笑)。

YENA:そうなると思います。

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