<マイナビ 閃光ライオット2023>グランプリはでかくてまるい。

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▲でかくてまるい。

10代アーティスト限定の音楽フェス<マイナビ 閃光ライオット2023 produced by SCHOOL OF LOCK!>が8月7日、東京・Zepp DiverCity (TOKYO)で開催された。

“音楽の甲子園”を標榜する<閃光ライオット>は、TOKYO FMの番組『SCHOOL OF LOCK!』とソニーミュージックのタッグで2008年から2014年まで7回にわたり開催された10代アーティスト限定の音楽イベントだ。2023年夏、“2020年代の10代の価値観を体現する音楽フェス”として9年ぶりに再始動した。

8月7日のファイナルライブ審査には応募総数3674組から勝ち上がった9組のアーティストが参加。北海道の3ピースバンド、でかくてまるい。がグランプリを、同バンドの「36号線」がマイナビ賞を、島根のシンガーソングライターshokiが審査員特別賞を受賞した。当日の模様は8月14日と15日の『SCHOOL OF LOCK!』で放送される予定となっている。


▲左からCOCO教頭、こもり校長

以下、7日のファイナルライブ審査のオフィシャルレポートをお届けする。

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会場となったZepp DiverCity (TOKYO)には、のべ1800人のリスナーが来場し、YouTube、Twitterライブでも生配信を実施(累計視聴者数 YouTube72737人、Twitterライブ パート1. 12万2000人、パート2. 14万1059人)。応募総数3674組の中から勝ち上がった9組のアーティストがファイナルステージに挑んだ。

審査の結果、グランプリは北海道のでかくてまるい。、マイナビ賞は「36号線」/でかくてまるい。、審査員特別賞は島根県のshokiが受賞した。

自分たちを「北海道札幌発、02世代、逆ビジュアル系ロックバンド」と称するでかくてまるい。は代表者年齢20歳の3ピースバンド。「このファイナルステージで、ダメでも全然悔しくないくらいやりきった」と語る彼らは、圧倒的な迫力のステージを見せつけ、審査員のいしわたり淳治から「なにがデカいって音がでかい。青春パンクの破壊力がすごいと改めて思った」、配信を観ていた生徒からは「純粋なロック久しぶりに聴いた。かっこいい!」などのコメントが出るほど会場を魅了し、見事、グランプリとマイナビ賞に輝いた。マイナビ賞を楽曲「36号線」で受賞した際には「夢みたいで本当に嬉しい」と語っていた米田拳梧(Vo, G)は、グランプリのW受賞に「嬉しすぎて涙も出ないくらい」と戸惑いながらも、会場からは祝福を込めた盛大な拍手が起こった。

審査員特別賞は、「5年前にギターに出会い、耳コピ独学、天から音楽が降ってくる」と語る天才肌の島根県のシンガーソングライターshokiが受賞。会場を浄化する歌声で、愛に溢れたステージを披露したshokiに、審査員のいしわたり淳治は「素晴らしかった。すごく“透明”をみせてもらった。愛や平和を歌で表現するのは難しい。彼はそれがナチュラルにできている。これからもいい音楽を作ってほしいと思った」と語り、賞が贈られると、「ありがとう。世界が平和でありますように」とshokiは笑顔で応えた。

ウィニングライブではでかくてまるい。が、マイナビ賞を受賞した楽曲「36号線」を披露。この楽曲は、彼らが学生時代、学校への行き帰りやライブハウスに行くときに通り、沢山のことを思い出すという国道36号線にちなんだ楽曲で、札幌の曲としてどこに行っても歌っているという彼らにとっても思い出深い一曲、というエピソードが紹介された。

グランプリを受賞したでかくてまるい。には優勝賞金として100万円とJASRACから副賞として10万円、そして優勝旗、さらに気鋭のMV監督にミュージックビデオを制作してもらえる権利が贈られた。また「10代の未来を応援してくれる曲」に贈られるマイナビ賞で賞金50万円とマイナビが応援するイベント会場で放映されるオリジナルムービーに1年間楽曲が採用される権利が贈られた。


▲でかくてまるい。


▲shoki

この日のオープニングアクトを務めたのは、極度の人見知りの高校生・後藤ひとりが、バンド活動を通してひとりぼっちだった日常から大きく成長していく様を描いたTVアニメ『ぼっち・ざ・ろっく!』の劇中にて結成されたロックバンド“結束バンド”。以前『SCHOOL OF LOCK!』にゲスト出演するなど、<マイナビ閃光ライオット>とも所縁が深い作品。主人公・後藤ひとり役の青山吉能は、「私自身、結束バンドに出会ってからギターを始めました。音楽は人生に彩りを与えてくれるものであり、そんな音楽で夢いっぱいの皆さんの背中を少しでも押してあげられるよう歌いたいと思います」と、ASIAN KUNG-FU GENERATIONの「転がる岩、君に朝が降る」のカバーを披露し、オープニングを大いに盛り上げた。


▲結束バンド


▲青山吉能

オープニング映像の上映後、<マイナビ 閃光ライオット2023 produced by SCHOOL OF LOCK!>応援アンバサダー・宮世琉弥が「マイナビ閃光ライオット2023!始まるぞー!」という掛け声とともに、ステージでギターをかき鳴らしイベントは幕を開けた。「今日はじゃんじゃん盛り上がっていきましょう!」と呼びかけると、会場からは大きな歓声が沸き起こった。

事前のインタビューで「出場者の皆さんの人生で特別な1日になると思うので、僕もみなさんのことを人生で一番考えて応援する日にしたいと思っています」と語った宮世。開会前で緊張しているところに、こもり校長から「今日は君にかかっているからね」と言われ、更に緊張したと裏話を紹介しながらも、緊張を感じさせないパフォーマンスで宮世がステージ上に登場する度に会場が盛り上がった。

19歳の宮世琉弥は、同世代のファイナリストたちのライブを観て「正直圧倒されました。自分の青春を捧げているのがスゴイ伝わってきた」とコメント。さらに、「僕も夢を追っている身として背中を押されたし、自分も頑張らないと!と思った」と感想を述べた。


▲宮世琉弥

ライブゲストは、10年前の<閃光ライオット2013>に出演し、準グランプリを受賞した緑黄色社会。「10年ぶりの閃光ライオット、ただいまー! 今日は音楽でひとつになろうよ!」と長屋晴子(Vo, G)が声を上げると、盛大な拍手と歓声に迎えられ、5月にリリースしたアルバム『pink blue』の表題曲「ピンクブルー」でライブがスタート! その後、「キャラクター」を披露。

今大会の出演アーティストについて、長屋晴子は「なにかをひたむきに頑張っている人の姿はみんなかっこいい!」と感想を述べ、自身も<閃光ライオット2013>のファイナルステージに出た経験から「2013年のファイナルのステージで“私たちを閃光ライオットに出場したバンド、それだけで終わらせないでください”と生意気にも言った。でも、それからも続いて今がある。今日はあの時の覚悟を証明できたらいいなと思ってステージに立っている。そしてこの姿がだれかの光になったらいいな。閃光ライオットには沢山の光がある。これまでの9組もキラキラしていて、かけがえのない瞬間。閃光ライオットってすごいいいものだなって日本中に思ってもらいたい。みんなで輝こうね!」と述べると、会場が拍手で包まれた。そして新曲の「サマータイムシンデレラ」「Shout Baby」を披露。続けて、「ここにいる誰もが誰かのヒーローになれる! Mela!」と大ヒット曲「Mela!」を披露し、会場は大盛り上がりとなった。最後に<マイナビ 閃光ライオット2023>の出演者にピッタリな「始まりの歌」を披露し、会場が大熱狂の中、ライブを締めくくった。


▲緑黄色社会

特別審査員は、いしわたり淳治、岡崎体育、2008年に第一回<閃光ライオット>にねごととして出場し審査員特別賞を受賞した蒼山幸子、『SCHOOL OF LOCK!』内レギュラー番組「ミセスLOCKS!」を担当するMrs. GREEN APPLEの若井滉斗が務めた。

「全アーティストが素晴らしいライブで、甲乙つけがたく、審査をやること自体がいいのかと思えるほど真っ直ぐな閃光を目撃させてもらいました、ありがとうございます」──蒼山幸子

「特別審査員という立場でしたけど、一閃光ライオットファンとして、嬉しかったですし、熱い思いを直に感じ取れたので感動しました。みんなとても素晴らしかったです」──若井滉斗(Mrs. GREEN APPLE)

「俺も出たいんですけどね……年齢がやっぱ……生まれ変わるしか無いか、転生して帰ってきます、ありがとうございました」──岡崎体育

「結果としてでかくてまるい。に賞が集中する形になりましたけど、皆さんとても素晴らしかったし、本来順番なんて関係ないくらい、みんな輝いていたし、とても羨ましいなと思って見ていました。今の時期にしか作れない音楽、その輝きを見せてくれてありがとうございました」──いしわたり淳治


▲左から蒼山幸子、若井滉斗、岡崎体育、いしわたり淳治


最後に、こもり校長が黒板に“閃光”とメッセージを記し、「<閃光ライオット>9年ぶりの復活です、『SCHOOL OF LOCK!』としては<未確認フェスティバル>から3年ぶりの復活です。会場に来てくれた生徒も、配信で見てくれた生徒のみんなもきっかけは違うかもしれない。次に目を開けた瞬間、閃光を放つのは皆かもしれない、今日感じたこの閃光を瞼の裏に心に焼き付けて、明日からもみんなで頑張っていこう!」と生徒たちへ熱いエールを贈り、鳴り止まない拍手と歓声の中、<マイナビ 閃光ライオット2023 produced by SCHOOL OF LOCK!>は幕を閉じた。

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■<マイナビ 閃光ライオット2023 produced by SCHOOL OF LOCK!>審査結果
■グランプリ(賞金100万円)
でかくてまるい。/北海道
米田拳梧 / Vo, G
齊藤寛太 / B
村上凛斗 / Dr
演奏曲:
「国道」
「Boys」
「36号線」

■マイナビ賞
36号線/でかくてまるい。

■審査員特別賞
shoki /島根県
演奏曲:
「与えられたもの」
「10000歩よりも大きな一歩」
「さつきばれ」

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<マイナビ 閃光ライオット2023 produced by SCHOOL OF LOCK!>

開催日:2023年8月7日(月)東京・Zepp DiverCity (TOKYO)
出演:Blue Mash (大阪府)、三四少女(大阪府)、shoki (島根県)、極楽万博(滋賀県)、RIP DISHONOR (高知県)、イクラノドン(東京都)、halogen (宮城県)、超☆社会的サンダル(東京都)、でかくてまるい。(北海道)

MC:こもり校長、COCO教頭(『SCHOOL OF LOCK!』)
応援アンバサダー:宮世琉弥
ゲストライブ:緑黄色社会
オープニングアクト:結束バンド
特別審査員(※50音順):蒼山幸子、いしわたり淳治、岡崎体育、若井滉斗(Mrs. GREEN APPLE)

『SCHOOL OF LOCK!』

放送日時:毎週月曜日〜木曜日 22:00〜23:55 / 毎週金曜日 22:00〜22:55
放送局:TOKYO FMをはじめとするJFN38局ネット ※一部ローカル
番組オフィシャルサイト:https://www.tfm.co.jp/lock/

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