全米アルバム・チャート、トラヴィス・スコットの『UTOPIA』が3週連続1位
今週の全米アルバム・チャート(Billboard 200)は、トラヴィス・スコットの最新作『UTOPIA』が3週連続で1位を獲得した。ストリーミングは前週に比べ22%ダウンしたが、トラヴィスの公式サイトでヴィニール盤を50ドルから5ドルまで大幅に割引した期間限定セールがあったことで、フィジカル・フォーマットの売り上げが伸びたという。
◆トラヴィス・スコット画像
『UTOPIA』のヴィニール盤は1週間で9万3,000枚が売れ、Luminateが1991年に集計を開始して以降、R&B/ヒップホップもしくはラップ・アルバムでは週間最高セールスをマークした。
2位も変わらず、カントリー・シンガー、モーガン・ウォーレンの『One Thing At A Time』がキープ。3位には、コロンビア出身のシンガー・ソングライター、カロルGの新作『Mañana Será Bonito (Bichota Season)』が初登場した。カロルは3月初め、4枚目のスタジオ・アルバム『Mañana Será Bonito』で初の全米1位に輝いており、今年2作目のトップ3ヒットとなった。
今週新たにトップ10入りした新作はこの1作のみだった。
テイラー・スウィフトとモーガン・ウォーレンは今週も複数の作品が10位圏内に入った。テイラーは『Speak Now (Taylor's Version)』が5位、『Midnights』が6位、『Lover』が7位、『1989』が9位、ウォーレンは2位の『One Thing At A Time』のほか、『Dangerous: The Double Album』が10位につけ、このふたりの作品でトップ10の半分以上が占められた。
Ako Suzuki
この記事の関連情報
テイラー・スウィフト、新作が「秘密のダブル・アルバム」だと明かす
テイラー・スウィフト、TikTokに曲が復活
全米アルバム・チャート、モーガン・ウォレンの最新作が19週1位でカントリー・アルバムの新記録樹立
ピープルズ・チョイス・アワード2024、受賞者発表
【ライブレポート】テイラー・スウィフト、全45曲3時間20分という常識破りのパフォーマンス
全米アルバム・チャート、モーガン・ウォレンの『One Thing At A Time』が非連続18週目の1位
テイラー・スウィフト、グラミー賞でニュー・アルバムについて告知
全米アルバム・チャート、モーガン・ウォレンの『One Thing At A Time』が17週目の1位
全米アルバム・チャート、テイラー・スウィフトの『1989 (Taylor’s Version)』が6週目の1位