【24emotions 連載 #03】クリティカル・サキ、「デビュー後、いきなりの挫折。厳しい現実と焦り」

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3月にデビューしたアイドルグループ「24emotions」。サウンドプロデューサーの鮫島巧が手掛けているグループで、今年3月にデビューした。8月29日には渋谷WWW Xで1stデビューライブが予定されている。

BARKSでは24emotionsのメンバーが、各自のエピソードを交えてグループについて語る連載を実施。これまでにセレニティー・クルミ、ピースフル・ユラによるコラムを掲載している。今回は、クリティカル・サキが担当してくれる。

◆参考記事:【コラム】アイドルでもないガールクラッシュでもない。新たなアプローチで斬り込むガールズグループ・24emotions
◆参考記事:【24emotions 連載 #01】セレニティー・クルミ、「24emotionsのオーディションに落ちた私。」
◆参考記事:【24emotions 連載 #02】ピースフル・ユラ、「華麗な変身!わたしたちの衝撃のビフォアフ!」

   ◆   ◆   ◆


みなさん、はじめまして!
24emotions、にーよんの天真爛漫、148cmの笑顔担当 クリティカル・サキです。

一昨日から始まったにーよんメンバーコラム第3回目ですが、前回のユラ(ピースフル・ユラ)のコラムでは、私たちが1月に5人組のガールズアイドルグループとして結成してから、1ヶ月後の2月に初MVを撮影した事をお話ししたんだけど、今回は、3月に私たちがデビューしてから、アイドルイベントに沢山出演させてもらって、早くも挫折を味わった時の事、そこからどう変わっていく事にしたかなどを書いていくね!


その前に私の自己紹介していくよー!!

今も変わらないけど、私は小さい頃から天真爛漫でアクティブに体を動かすことがほんとーに大好き。基本、黙ってじっとしていられないタイプなの、、(笑)。
思い立ったらすぐ行動に移すから、周りの人に迷惑かけちゃう事はたくさんあったかも?


家族全員バドミントンを愛するバドミントン一家のため、気づいたら5歳の頃から始めていて、今でも特技のひとつ!


それに小さい頃から歌うことも大好きで、小2〜小6まで合唱団に入団していたんだよ!
私の性格的に、やれるかな?とか考える前に、やってみよ!って始めるから、毎日バドミントンや合唱団の練習に追われて大変だった記憶も今では大切な思い出。

歌うことに加えて踊ることも好きになったのは、小学生の頃に流行ったK-POPの影響で、今思えば、KARAさんや少女時代さんをテレビで見てこんな風になりたい!!
そう思ったのが全ての始まりだったのかな。

その漠然とした気持ちは私の心の隅にどこかずっと居続けて、高校生になっても消える事はなかった。そして進路を決める時、その頃の思いが強く甦ってきた。

「私ボーカル&ダンスグループになりたい!」

その時に初めて『なりたい私』を口にした。

こうして私は音楽専門学校に通う事になったものの、K-POP以外の音楽に関しては素人同然。歌やダンスを習う中で、いろいろな音楽にたくさん触れて、多くのことを学ばせてもらったの。ただ在学中に受けたオーディションで合格できたものはゼロ。そんな悔しい思いを残したまま卒業。

違う道を選ぶ同級生も大勢いる中、自分一人でもオーディションを受けて頑張って行こうとした矢先、コロナが流行してあらゆるオーディションが中止に。

それでも必死に自分の夢を追いかけて、数少ない中でもやりたいオーディションと出会い、ついに合格する事ができたの。これでやっと活動できる!って思ったのも束の間、合格後のレッスンが中々始まらなかったり問題ばかりで、結局デビューしてからは事務所との方向性の違いなどからわずか1ヶ月で解散。

本当にツイていない事だらけだった。

それが去年の7月頃の話。


その1ヶ月後、これからどうしようかと思っていた時に、クルミと共通の友人から、「アクシーのオーディションを受けるから一緒にどうかな?」って声をかけてもらったの。

前の事務所の事もあって不安も少しあったけど、思い立ったらすぐ行動に移す私は受けてみようと決意!

明るい笑顔と天真爛漫さを思いっきりアピールして、アクシーのオーディションに合格!
デビューグループの候補生になる事ができたんだ。

少しずつ、本当に少しずつではあるけれど、昔思い描いた『なりたい私』に向かって進み出した。

オーディションに合格したからといって喜んでばかりはいられない。
ここからデビューグループのメンバーに選ばれなければいけないからだ。

アクシーでのレッスンは想像以上に厳しいものだった。

専門学校で少しはダンスを経験していたものの、自分にはこんなに足りないことが多いの?、、とすぐに険しい壁にぶつかった。

今まで気がつかなかった自分の踊り方の癖が邪魔をして、周りと見比べた時に自分の想像と現実の違いを感じていったの。

気持ちと成長のスピードが比例することなく、毎日ただ食らいついていくことだけに必死だったのは今も鮮明に覚えてる。

それでも自分がやりたいことができる環境に身を置ける幸せを感じていたから、必死についていく事は辛いことではなかったよ!

もちろん、周りと比べて落ち込むことはあっても「絶対できる」
そう毎日言い聞かせて、、、

そしていつものようにレッスンスタジオでウォーミングアップをしていると突然、私の運命が決まる大事なオーディションが発表された。

2022.11.16

(前回のクルミコラムでどんなオーディションだったのか書いてるから、是非みんな見てね!)

この時期の私はダンスに対して苦手意識があったし、もちろん振り付けもしたことがなかったから、オーディションの内容が伝えられた時はとにかく不安でいっぱいだったの。


試行錯誤しながら自分を表現できる楽曲を選んで、特に私は笑顔がいいねと言われる事が多かったから、他の誰よりも見ている人が笑顔になるように!これを1番大切なテーマにして、オーディションへ!

そして結果はなんと『合格』!

正直、絶対落ちると思ってた。確かに全力は出し切ったし、精一杯やれることはやったけど、他のメンバーのレベルの高さに自信がなくなってしまっていたから。

だからこそ合格を発表された時、あまりの嬉しさと驚きで1人大号泣(笑)!

人生で初めての感覚、言葉にならない感情ってこういう事なんだね。

この時の感情はこの先も絶対に忘れない。。


また少し『なりたい私』に近づいた私。この頃から『なりたい私』から『魅せたい私』に少しずつ意識は変わっていった気がする。

そして自分にとって新たな人生が、クリティカル・サキとしてスタートした。

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365日、アイドルが作るアイドルメディア Pop'n'Roll 準備号創刊

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