【インタビュー】TENSONG、新曲「A HAPPY RAINY DAY」に最初の志「アーティストになるということ」

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■今のタイミングでのリリースが不安でもある
■でも、ようやく出せることですっきりした気持ち


──真剣に音楽を目指し始めた頃に作った曲を今、音源リリースするというのは、どんな心境なのでしょう?

たか坊:ようやく聴いてもらえることが嬉しいですね。僕らにとって“新しい一歩”という意味合いもある曲なので、47都道府県ツアーと初ワンマンを終えて、“ここからまた動き出す”というタイミングで出せて良かったなと思います。

拓まん:いいスタートが切れる、という安堵感だけはあるよね。どの曲も全部自信持って作ってるんですけど、「A HAPPY RAINY DAY」はTENSONGが初めて壁にぶつかって悩んでいた時期に作った曲だし。最初に聴いたとき、“あ、これはちょっと今までと違う感じがするな”と思ったんです。だから、この曲がどういう評価をされるんだろう?という反応が楽しみでもあって。

アルフィ:強さを持った曲だから、リリースタイミングが難しかったんですよ。いつ出すのがいいんだろう?ってチームのみんなで悩んできたので、今のタイミングでのリリースが楽しみでもあるし不安でもあるし。でも、ようやく出せることですっきりした気持ちです。


▲アルフィ(DJ)

──TENSONGは“聴いた人それぞれに寄り添うことができる十人十色の音楽を届けたい”というコンセプトのもとジャンルレスな楽曲を発信していますよね。だからこそ、TENSONGの好きな曲や、TENSONGに持っているイメージがリスナーひとりひとりで全然違うと思います。そのなかで「A HAPPY RAINY DAY」は、アーティストへの道を歩んでいくという原点や、コアな部分が出た曲という立ち位置ですね。

たか坊:僕は、自分が思ったことを正直に書いているので、聴いてくれる人の経験と同じじゃなかったとしても、そこから少しでも何か受け取ってもらえたらと思っているんです。この曲をようやくリリースできるということで、47都道府県ツアーと初ワンマンから程なくして、非常にいいスタートが切れたと思う。同時にめっちゃ頑張っていかなきゃいけないなという、いい意味でのプレッシャーにもなっていて。この曲を超える強さを持った何かを作らなきゃいけないという怖さもあるし……いろんな感情がぐちゃぐちゃです。

拓まん:3人それぞれ、この曲に対する思いが全然違うんですよ。それだけ3人とも、この曲に対する思いが深いんだと思います。

──それこそまさにTENSONGのコンセプトどおりじゃないですか。目指すTENSONGに近づいているというか。

たか坊:それがいちばん言われたい言葉かも。“アーティスト”と呼ばれたり、“アーティストらしくなってきたね”と言われるよりも、俺らの曲を聴いたりライブを観たりして“これがTENSONGだな”と言ってもらえるのがいちばん嬉しい。やっぱり唯一無二の存在でいたいし。

拓まん:確かに。「A HAPPY RAINY DAY」みたいに、ほかのアーティストから影響を受けて作ったわけではない曲を、“誰々っぽい曲だよね”と言われたりすることもあるんですよ、たまに。そこに歯がゆさを感じたりもする。でも、10年後とかに、若いアーティストが作った曲が“TENSONGっぽい”と言われたら嬉しいかも(笑)。

──そう言われるくらいの唯一無二の存在感こそが“アーティスト”なのかもしれませんね。

拓まん:そうですね。これからもTENSONGなりの音楽を突き詰めていけるよう頑張ります。

取材・文◎沖さやこ

■配信楽曲「A HAPPY RAINY DAY」

2023年9月1日(金)配信スタート
作詞:たか坊 / 作曲:たか坊



■FC限定ライブ<TENSONG FAMILY Vol.1>

2023年11月23日(木・祝) 大阪・梅田シャングリラ
・1st:open13:30 / start14:00
・2nd:open17:00 / start17:30
▼チケット
受付席種:オールスタンディング
枚数制限:1名様につき各公演1枚申し込み可能
支払方法:クレジットカード/コンビニ/ペイジー/ネットバンキングより選択
受取方法:スマチケ/コンビニより選択
入場制限 : 3歳以上
【TENSONG FC会員先行(抽選)】
・一般会員ページ申込期間:9月4日(月) 10:00〜10月1日(日)23:59
https://fanicon.net/ticket/3022


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