全英シングル・チャート、オリヴィア・ロドリゴの「vampire」がチャート・イン後9週目で1位

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今週のUKシングル・チャートは、オリヴィア・ロドリゴが6月終わりにリリースした「vampire」が、チャート・イン後9週目にして1位に輝いた。同曲は7月初め、2位に初登場し、ロング・ヒット中だったデイヴとセントラル・シーの「Sprinter」に阻まれて4週間そのポジションをキープ。その後、5位まで後退したものの、再び浮上し、とうとう先週の3位から首位へ登りつめた。オリヴィアにとって、2021年リリースの「drivers license」と「good 4 u」に次ぐ、3曲目の全英1位となった。

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2位には、ドージャ・キャットの「Paint The Town Red」が先週の4位から2ランク・アップ。ビリー・アイリッシュの「What Was I Made For?」が2位から3位へ後退した。

今週新たにトップ10入りした新曲は2曲あり、プロデューサーのCassöがディーブロック・ユーロップとレイのコラボ曲をリミックスした「Prada」が先週の20位から8位、英国のエレクトロニック・デュオ、チェイス&ステイタスとBouのコラボ「Baddadan」が14位から9位へ浮上している。



アルバム・チャートは、ナイジェリア出身のシンガー・ソングライター、バーナ・ボーイの7枚目のスタジオ・アルバム『I Told Them...』が初登場で1位を獲得した。初めて全英トップ10入りした前作『Love, Damini』(2022年)の2位を上回り、バーナ・ボーイとしても、アフロビーツ・アーティストとしても初の全英NO.1アルバムとなった。

2位には英国のポップ・グループ、ステップスのメンバー、クレア・リチャーズの2枚目のソロ・アルバム『Euphoria』がチャート・イン。ザ・ウィークエンドのベスト盤『The Highlights』が2位から3位へ後退した。

今週は計5作が10位圏内に初登場しており、トップ2作ほか、英国のラッパー、Digga Dの新ミックステープ『Back To Square One』が6位、アメリカのラッパー/シンガー、アシュニコのデビュー・アルバム『Weedkiller』が7位、アリス・クーパーの新作『Road』が8位につけた。



Ako Suzuki
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