赤西仁、ファンクラブツアー<YELLOW NOTE>がスタート

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赤西仁のファンクラブツアー<JIN AKANISHI FAN CLUB TOUR 2023 "YELLOW NOTE">が8月31日、東京・豊洲PITで初日を迎えた。そのオフィシャルレポートをお届けする。

◆赤西仁 画像

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赤西仁が独立後10周年記念として7月に行った<JIN AKANISHI 10th Anniversary Live>で告知していた、ファンクラブツアー<JIN AKANISHI FAN CLUB TOUR 2023 "YELLOW NOTE">がついにスタート。8月31日に東京・豊洲PITで初日を迎え、オールスタンディングの場内を埋め尽くす観客を存分に楽しませてくれた。

オープニング、幕が中央からゆっくり開いていき、バックライトに照らされた赤西仁のシルエットが現れると、オーディエンスは声を上げて沸き立った。2曲目で新曲の「Look At You」を披露。スツールに座り、レーザーの円錐形のライトに囲まれながら、低い声でダウナーなムードへと誘った。

3曲歌い終えたところで歓声に迎えられながら、「ファンクラブツアー"YELLOW NOTE"へようこそ」と挨拶。すぐに「コラァ、笑ってんじゃねぇ! ほら、言うこと忘れた(笑)!」と、テンションの高まったファンへフレンドリーに話しかける。「大人っぽい、ちょっとジャズっぽいことをやったことがなかったので、ファンクラブツアーで、みなさんの胸を借りてトライしたいなと。と言いつつ、作っていくうちにテーマが変わってきて、まぁ破綻していくっていうツアーでございます」と趣旨を説明すると、会場は温かい笑い声に包まれた。


ジャジーなアレンジの「Baby Girl」では、まるでバーでの生演奏のような贅沢な空間に浸らせ、ウッドベースから始まった「Slow Jam」も、前述のテーマ通り。「はい、ということで。こんな感じでメロウな感じで進んでいくんですけど、この辺で崩れ始めていきます。次の曲はポップな新曲です。次のアルバムに入るリード曲候補がこれと、あと最後のほうでもう1回歌うので、あとでアンケートで、どっちがいいか決めたいなと思うので、がんばって歌います」そんな語りを挟み、新曲「Can I」からアッパーな曲へと変化していき、観客はノリノリでクラップでリアクション。十分に温まったところで、観客とのやりとりを交えたラフなMCコーナーに。

ファンクラブツアーの次の開催地が福岡だという話から、台風が来ているという情報に驚く赤西。「えっ、台風?ウソでしょ?」「大きいのが3個!? 終わりじゃん」「それは大問題だ。今はじめて知ったよ」と揺さぶられつつ、「今は、今を楽しみましょう!」と立て直す。フロアーから「がんばれー」という声が飛ぶと、「お前もがんばるの、これは株主総会なんだよ。ファンクラブツアーなんだから!」と返答。飾らない口調にファンは大いに笑い、交流を楽しんでいるようだった。

また、昔からの友人であるブロードウェイ俳優のジュリアン・スィーヒがゲストで登場。中盤のMCではジュリアンとともに観客に話しかけ、急遽、観客からの質問コーナーを設けると、さっそく「来年、ツアーやりますか?」との質問が。「来年、ホールツアーやりましょう。決まっていないけど、そういう話は今しています」と、うれしい途中報告をしてくれた。

後半にも新曲「Me」で大いに踊らせ手を振らせ、自由に声を出させるようリードし、フロアーを盛り上げた。すべてのパフォーマンスを終えると、「地方に行って、また戻ってきます。気をつけて帰ってください」という言葉を残し、ステージをあとにした。8月31日、9月1日と2日間にわたって行われた東京公演のあとは、福岡、愛知、大阪とまわり、9月19日、20日の東京・Zepp DiverCityでファイナルを迎える予定だ。

撮影◎田中聖太郎

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<JIN AKANISHI FAN CLUB TOUR 2023 "YELLOW NOTE">

2023年
8月31日(木)東京・豊洲PIT
9月1日(金)東京・豊洲PIT
9月4日(月)福岡・Zepp Fukuoka
9月11日(月)愛知・Zepp Nagoya
9月13日(水)大阪・Zepp Osaka Bayside
9月14日(木)大阪・Zepp Osaka Bayside
9月19日(火)東京・Zepp DiverCity
9月20日(水)東京・Zepp DiverCity
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