【ライヴレポート】キズ、豊洲PIT単独公演＜傷＞で新曲披露＋＜鬼＞を11月開催

キズが8月26日、東京・豊洲PITにて単独公演＜傷＞を開催した。NHKホールやLINE CUBE SHIBUYA(旧渋谷公会堂)、日比谷野外大音楽堂などイスありのホール展開も印象的な彼らが、日本最大キャパのライブハウスとして知られる豊洲PITのステージに立った。

◆キズ 画像

この日のチケットはSOLD OUT。ステージへメンバーが登場するやいなや、約3,000人を超える満員のフロアからは地響きのような声が上がった。その瞬間、ステージ天井から火の粉が降り注ぐというエンターテインメント全開の演出で幕開けだ。





これを起爆剤に全てがキズの世界観に染まっていく。ライブハウスとは思えない巨大LEDヴィジョンに、アートとリアルを融合させて美しい映像を展開、時おりメンバーのステージングを生カメラで映し出すなど、映像演出でも観客を飽きさせない。

また、ファイヤー演出はフロアに温度が伝わるほど、レーザー演出は来夢(Vo)の胸を貫いた。これら全てがエンターテイメント・ショーとして楽曲を繊細に表現していく。



そしてアンコールでは新曲をサプライズ披露。同新曲が始まるとフロアに大きなバルーンがいくつも降り注ぎ、観客の頭上を軽快に弾んでいくという光景は温かく、多幸感に溢れるものだった。

なお、キズは11月19日に大阪GORILLA HALLで＜キズ 単独公演「鬼」＞を開催することが決定している。



撮影◎小林弘輔／浜野カズシ