Dios、アルバム『＆疾走』より「自由」MV公開「ただリスナーとともに走りてえ」

たなか(ex.ぼくりり)、Ichika Nito、ササノマリイからなるDiosが9月6日、アルバム『＆疾走』をリリースした。同アルバムより収録曲「自由」のミュージックビデオが公開されたことに加え、ユーザーが遊べるARゲームも同時ローンチとなった。

◆Dios (ディオス) 動画 / 画像

アルバム『＆疾走』は自身初の試みとして、TAKU INOUEをはじめとしたサウンドクリエイターを迎えて挑んだもの。メンバー個々の音楽的キャラクターがコラージュアートのように顕著なリード曲「自由」、キーボーディスト／アレンジャーの永山ひろなお氏と制作したタイトルチューン「＆疾走」、メンバーによる楽曲制作合宿で生まれた「また来世」、たなかのフロウとIchikaのギターが火花を散らす「Struggle」など、実にバラエティに富んだ新曲7曲が収録された。

「人々が生きる上で思考を巡らせる時にサポートとなる楽曲にできたら」というたなかの想いを乗せた歌詞にも注目だ。

公開された「自由」ミュージックビデオの監督を務めたのは、2.5D出身の中川義和氏。カラフルで奇抜な世界観が秀逸な仕上がりだ。また、この公開に合わせてビデオ内に登場するARシューティングゲームも同時リリースされており、ユーザーがリアルにスマホでゲームをプレイすることができる。


以下に、アルバムおよび「自由」ミュージックビデオに関するたなかのコメントをお届けしたい。

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「今までどこか遠慮していた。言葉によって誰かの人生に深く立ち入るのが怖かった。決定的な何かを変えてしまうことを恐れていた。でもそういうのはもうやめた。現状を否定することは、前に進むために避けられないことだった。誰かを傷つけてしまいうる言葉を、そうと分かっていて発すること。正しいフォームを見つけること。愚直にそれを反復すること！　いつだって真理は退屈で凡庸で当たり前だ。それをPopsとして表現したい。同じ目的に向かって三人がそれぞれ全く違う方向に疾走した、そういう一枚になったと思う。

それに伴ってあらゆるイメージを一新した。ビジュアルもそうだしMVもそうだ。「自由を棄てて、縛られる」をテーマに作った「自由」という楽曲は、そのメッセージを余すことなく表現してもらった、今までのDiosにはない拓けたMVを撮ってもらった。真っ白な世界と薄暗い部屋を反復横跳びした。ただリスナーとともに走りてえ」

──たなか(Dios)

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