サンファ、6年ぶりとなる2ndアルバム『LAHAI』で「超越性(beyond-ness)」を追求

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(c)Jesse Crankson

サンファが約6年ぶりとなる2ndアルバム『LAHAI』を10月20日にリリースすることが明らかとなった。また現在、アルバムからの先行配信曲「Only」がミュージックビデオと共に公開されている。

2017年にリリースしたデビュー・アルバムでは英国/アイルランドでその年の最も優れたアルバムに対して贈られるマーキュリー賞を堂々受賞したサンファは、新作が待ち望まれていた。先行配信曲「Only」は、FKAツイッグス、ロザリアのプロデュースでも知られるエル・ギンチョとの共同プロデュースで、断片的なヒップホップビートに合わせながらメロディアスな歌声が堪能できる一曲。映像の監督は、エイサップ・ロッキーのミュージックビデオでも知られるデクスター・ネイヴィーが手がけた。


サンファのミドルネームでもあり、父方の祖父の名前から取られた『LAHAI』は、私たちの存在に対する畏敬の念と、不思議な思いに満ちた作品であり、生命とその先(=死)のサイクルに直面したときに経験する絶妙なカオスが包括的に表現されているという。全14曲で構成されている本作には、イェジ、レア・セン、シーラ・モーリス・グレイ(ココロコ)、イベイー、モーガン・シンプソン(ブラック・ミディ)、ユセフ・デイズ、ローラ・グローヴズ、クウェイク・ベースといったサンファの親しい友人、コラボレーター達が参加。ジャズ、ソウル、ヒップホップ、ブレイクス、ジャングル、更には西アフリカの音楽のテイストまで取り込み、サンファのプロダクションとボーカルに対する探求が更なる高みへと昇華しているということなので楽しみにしよう。

また本作は、サンファが言うところの「超越性(beyond-ness)」を追求したアルバムであり、何世代もの人々、音、場所をタイムトラベルしながら、私たち人間が互いにつながろうとしたり、私たちよりも大きな何かとつながろうとしたりする様々な方法を探求。前作『Process』が、悲しみと喪失の影に包まれながら自分の居場所を見つけ出そうとするアーティストの姿であったとすれば、『LAHAI』は、人間という存在における究極的な受容と喜び、そして、その道のり自体の美しさを表現した作品ということ。その他、『LAHAI』のアートワークと新しいロゴは、世界的に活躍するクリエイティブ・ディレクター、ジョニー・ルーとサンファが手がけている。



なお、国内盤CDにはボーナス・トラックが2曲収録され、歌詞・対訳が封入される。LPは、通常盤1LP(ブラック・ヴァイナル)、インディー限定盤1LP(ホワイト)の2形態でリリースされる。

2ndアルバム『LAHAI』

label: Young
release: 2023.10.20

商品ページ: https://www.beatink.com/products/detail.php?product_id=13653

tracklist:
01. Stereo Colour Cloud (Shaman’s Dream)
02. Spirit 2.0
03. Dancing Circles
04. Suspended
05. Satellite Business
06. Jonathan L. Seagull
07. Inclination Compass (Tenderness)
08. Only
09. Time Piece
10. Can’t Go Back
11. Evidence
12. Wave Therapy
13. What If You Hypnotise Me?
14. Rose Tint
15. Re-Entry (Bonus Track for Japan)
16. Sensory Nectar (Bonus Track for Japan)

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