ギブソン、アコギ初のライト・エイジド加工が施されたコレクション5機種を発売

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ギブソンが、アコースティックギターとしては初となるライト・エイジド加工が施された『Murphy Lab Acoustic Collection (マーフィー・ラボ アコースティック・コレクション)』を発売した。

ギブソン・カスタムショップの“マーフィー・ラボ”が独自に開発したラッカーを施したサーマリー・エイジド・トップは、アコースティックギターの響きとトーンを向上させ、さらにマーフィー・ラボのライト・エイジング処理を施すことで、全体的なエッジが柔らかくなり、ヴィンテージギターの弾き込まれたようなルックスと弾き心地を再現する。

『1933 L-00』のダストボウル時代の妖艶なトーンから、『1942 Banner J-45』や『1942 Banner Southern Jumbo』の特徴的なパンチの効いた中音域の音色、『1957 SJ-200』の定評ある大らかなサウンド、『1960 Hummingbird』のロックンロールの代名詞と称されるトーンまで、『マーフィー・ラボ・アコースティック・コレクション』は、史上最も多くレコーディングされ、プレイされたアコースティックギターを再現している。

5機種とも、マーフィー・ラボの熟練ルシアー達によるライト・エイジング処理が施されている。マーフィー・ラボによるライト・エイジド・フィニッシュは、エイジング処理されたハードウェアとともに、数十年にわたりギタリスト達に演奏され続けてきたヴィンテージギターの風合いを再現。ギブソン黄金期のオリジナル・モデルならではの個性、雰囲気、フィーリングが感じられる仕上がりとなっている。

【Gibson Custom Shop Murphy Lab Acoustic Collection】

●1960 Hummingbird Heritage Cherry Sunburst Light Aged
【参考価格】 921,800円(税込)

1960年にギブソン初のスクエア・ショルダーとしてリリースされたハミングバード。瞬く間に、当時の音楽シーンを主導するミュージシャン達のお気に入りの相棒となっていった。サーマリー・エイジド・シトカスプルース・トップを擁する1960 Hummingbirdのサウンドや仕上がりは、当時アイコン的ステータスにあったミュージシャンのルックスや演奏を思い起こさせる。

●1957 SJ-200 Vintage Sunburst Light Aged
【参考価格】 1,072,500円(税込)

キング・オブ・フラット・トップと称され、この度カスタムショップからリリースされる『1957 SJ-200』は、バック材とサイド材にハンドセレクトによるメイプル材を採用し、スティンガー・へッドストック、サーマリー・エイジド・トップも相俟ってヴィンテージ・フィーリング溢れる仕上がり。

●1942 Banner J-45 Vintage Sunburst Light Aged
【参考価格】 894,300円(税込)

ギブソンJ-45の魅力と伝説は、新作の『1942バナー J-45』に継承。ヴィンテージ・アコースティック・ギブソンギターの名器にインスパイアーされながら、米国モンタナ州のアコースティック工場のルシアー達は細心の注意を払い、構造の点においても材料構成においても最も評価の高いヴィンテージJ-45を基に開発を進めた。新作『1942バナー J-45』は、ヒストリック・スタイル・バースト色でハンドスプレーされたサーマリー・エイジド・アディロンダック・レッド・スプルース・トップ、より良い鳴りとレスポンスの実現のためニカワで接着されたボディ・トップ・ブレーシング、そしてボーンナットとボーンサドルといった贅沢な仕様。

●1942 Banner Southern Jumbo Vintage Sunburst Light Aged
【参考価格】 935,000円(税込)

『1942 バナー サザン・ジャンボ』は、何世代にも渡って大切にケアされてきたヴィンテージ・ギブソン・アコースティックギターの風合いを再現。サーマリーエイジド加工されたアディロンダック・レッドスプルース・トップ、ローズウッド・バック&サイドの材構成により、卓越したトーン特性と優れた演奏性を実現している。

ヘッドストック上で“Only a Gibson is Good Enough”と書かれたバナーを誇らしく掲げつつ、オープン・スロット・ブリッジ、ボーン・サドル(ナット)、1.77インチと幅広なナット幅など、往年の仕様の数々が採用されており、本モデルの魅力が一層高められている。

●1933 L-00 Ebony Light Aged
【参考価格】 756,800円(税込)

L-00はギブソンを代表するモデルのひとつ。30年代初頭に開発されたL-00は、長年に渡りアコ―スティックギター界でのスタンダードであり、今日でも多くのギタリストに愛用され続けている。

L-00の特徴として、同様のサイズ感をもつ他のスモールボディギターにはない比類なき伝達性を誇るサウンド、そしてギブソンの1934年のカタログに「完璧なバランス」と表現されている個性的なトーンの2点が挙げられる。1933 L-00は、アコースティックギターならではの長所をしっかりと押さえている。ギブソンの特徴である豊かでふくよかなサウンドを備えつつ、自宅で快適に演奏できる取り回しやすいアコースティックギターとして多くのギタリスト達の相棒となるだろう。

●ギブソン・ブランズのCEO兼プレジデント セザール・グイキアン コメント
「この度、ギブソン・アコースティック・カスタムショップから『マーフィー・ラボ・アコースティック・コレクション』を発表できることを嬉しく思います。(エイジング技術の第一人者である)トム・マーフィー率いる “マーフィー・ラボ” の熟練ルシアー達がラボのエイジング技術をギブソンの有名なアコースティック・モデルに適用し、数年の歳月を経て完成に至りました。今回のリリースは、ギブソン・カスタムショップの『アコースティック・マーフィー・ラボ』の序章に過ぎません。今後予定されている様々なモデルにご期待ください。

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