オジー・オズボーンの家族「オジーはフェスティバルに出演できず心底ガッカリしている」

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Photo: Ross Halfin

オジー・オズボーンは、体調不良により10月初めに米カリフォルニア州で開催される<Power Trip>フェスティバルへの出演をキャンセルしたことに、心底ガッカリしているそうだ。

娘のケリーは『Rolling Stone』誌のインタビューで、「私たち、家ではそのことについて話せない。父はただ、もう1回公演をやりたかっただけなの。胸が張り裂けそうになる」と話し、妻のシャロンは「オジーは友人たちとあの公演に出演したがってた。みんなが出て、自分だけが取り残されるのは、彼にとってひどく辛いことよ」と付け加えた。

ケリーによると、「座ったままなら、今でもできる。声に問題はない」が、「父は、“金を払ってでも観たいと思ったものをファンに与えられないのであれば、俺はやらない”と言ってた」という。

オジーは今年2月、ツアー活動を止めると宣言。1回限りの公演ならあり得るとし、早くも3月に<Power Trip>への出演を告知したが、7月、「当初の計画では、2024年夏にステージに復帰するつもりだったが、このオファーが舞い込んだとき、俺は楽観的にそれを前倒しすることにした。残念ながら、俺の身体はまだ準備ができていないと訴えていて、約5年ぶりに行うショウが不完全なのは、俺のプライドが許さない」と、キャンセルした。

<Power Trip>には代わりに、ジューダス・プリーストが出演する。同フェスティバルは10月6~8日の3日間、カリフォルニア州インディオにあるエンパイア・ポロ・クラブで開かれ、1日目はガンズ・アンド・ローゼズとアイアン・メイデン、2日目はAC/DCとジューダス・プリースト、3日目はメタリカとトゥールが出演する。

また、オズボーン夫妻は昨年、長年暮らしたアメリカを離れ、英国へUターン移住する計画だったが、シャロンによると、まだ、医師たちが問題なしと判断を下すのを待っているところだという。

Ako Suzuki
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