【イベントレポート】BE:FIRST、映画『BE:the ONE』大ヒット御礼イベントにSKY-HIも登壇「喋っていて泣きそうです」

BE:FIRSTの初ライブドキュメンタリー映画『BE:the ONE』の大ヒット御礼イベントが、9月10日に東京・新宿バルト9で行われた。舞台挨拶には、BE:FIRSTのメンバーと、プロデューサーのSKY-HIが登壇し、今作への思いや次なる目標について語った。

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映画『BE:the ONE』は、8月25日より全国114館で公開し、公開2週目で動員10万人を突破した。また、国内最大級の映画レビューサービスFilmarksでは、8月25日-27日の公開映画初日満足度ランキング第1位を獲得している。




映画上映後に行われた舞台挨拶では、メンバーそれぞれが順番にBESTY（ファンの呼称）への感謝を口にした。RYOKIは「映画『BE:the ONE』オスカーにノミネートされたい！RYOKIです」と力強く挨拶することで会場を盛り上げた。


メンバーとSKY-HIがともに登壇するのはデビュー発表以来ということで、「緊張しています」とSKY-HI。この事実を改めて実感したLEOは表情を変え「緊張してきた」と気を引き締めていた。



映画公開後の反響を司会から尋ねられると、RYUHEIは「知り合いが見に行ってくれた。会ったときに財布？カードケースから僕の写真が入ったフォト風カード（入場者プレゼント）が出てきて、本当に恥ずかしかったです」と振り返った。さっき父親から連絡が来たというSHUNTOは「入場者プレゼントがMANATOしか出ない」という悩みを相談されたという。これは1回の入場につき全7種ランダムから1枚だけもらえるプレゼントで、メンバーの親はなかなか自分の息子を引き当てることができず、苦労しているようだった。ちなみにSKY-HIは、母親からRYUHEIを引き当てたと連絡があったことを明かした。



今作について「BE:FIRSTがなぜ素晴らしいのか、いかに素晴らしいのかを表現する作品ができた」と話したSKY-HIは、「芸能の時代の変化というか、今までは、辛く苦しい時間をひたすら耐えて、表ではそれを感じさせないように、笑顔でキラキラと輝くというのが当たり前の時代が続いていたと思う」と述べ、「裏側から楽しくないと、本当の意味で楽しくて良いものはできないんじゃないかとずっと思っていた。自分も多分に漏れず、辛く苦しいのを耐え忍ぶのが正しいという芸能を生き抜いてきた人間だった」と語った。

「裏側から本当に楽しくて、ステージの上で、それをチームワークとして発揮できる。その感動をみんなに見てもらえる。BE:FIRSTを好きになって良かったなと思っていただける根拠を皆さまにお見せできたと思っていて。それが数字までついてきたとなったら、これはもう喋っていて泣きそうです」と感慨深げに話していた。



また、司会から、映画の第二弾があったらどのような作品にしたいか尋ねられたJUNONは、「ドームツアー、ワールドツアーですかね」と大きな目標を凛とした佇まいで口にしていた。


最後に、メンバーを代表して挨拶した最年少のRYUHEIは「僕たちの今までの活動とかライブを映画という形にすることができた。たくさんの方に届けることができて嬉しい。いつもBESTYのことを思ってライブに向けて準備をしているので、これからもよろしくお願いします」と感謝を伝えていた。


なお、メンバーとSKY-HIがディスカッションを重ねて制作に臨んだ4thシングル「Mainstream」は、9月11日に先行配信される。同日20時より、MVがYouTubeでプレミア公開されることも決まった。CDシングルは9月13日に発売される予定となっている。

取材・文◎東 純史（BARKS）
写真◎坪井隆寛