【俺の楽器・私の愛機】1451「息子に教えたい、為にこいつで練習！」

【fender 60thanniversary roadworn jazzbass】（神奈川県　テンネンパマオ　39歳）


以前から楽しくこのコーナー拝見しており、そのうち自分の楽器も投稿しようと考えておりました。

ベースを始めたのは中3の正月、横浜ビブレの楽器屋で一番安い初心者ベースを友人に勝手に値切られ買わされました。当時ベースを弾いている友人がいなかったのでお前がやれってことだったんでしょう。

そこから当時流行ってたメロコアバンドのコピーバンドを組み、藤沢や横浜で同級生とライブをやったりと色々な思い出ができました。

社会人になってからも遊び程度で高校時代の友人とスタジオに入ったりしていましたが段々と会う機会も減り、ベースも触らなくなっていきました。

が、練習はしないのになぜか楽器に対する欲しい欲求は定期的に発生し、初心者ベース以降何本もベースを購入しては売るを繰り返していました。

数年前に息子が生まれ、いつかベースを触ってくれる日がくるか？てことはおれがある程度テクニックがあって教えてあげれるレベルにいないといけないのでは？と考え始め、じゃぁ心機一転ちゃんと練習始めるかと思い至り、じゃぁ新しいベース欲しいなと考えてネットで楽器屋からオークション、メルカリまで監視する日々。。

そしてこのベースに出会いました。見た瞬間うまく見えそうと思ったんです。この使い込んだ風を醸し出すレリック加工。即購入。ベース歴25年ですがハッキリ言って音が良いだのなんだの未だに良くわかりません。過去に使ってたベースに比べると弾きやすい、かなぁ？音もいい、かなぁ？て感じです。

息子に教えれるようYouTubeのレッスン動画見ながらスラップの練習をしています(^^)



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いいですねぇ、確かに凄腕プレイヤーの相棒だぞ的な凄みを放つ風貌。息子さんが引き継いでくれるかも…というささやかな期待と未来への妄想だけで、ベース熱が上がちゃう…楽器の魅力を端的に表してくれるエピソードですよね。いや、息子というかけがえのない宝物が引き寄せるパワーか。きっとどっちも、ですね。ベースを始めたエピソードは学生時のあるあるですけど、自分の意志と言うよりも人生のいたずら的に流されて楽器を手にすることもよくある話。でもそれが、後のその人の人生に大きな影響を与えるんだから、一期一会の出来事って運命だなと思います。ささやかなこともくだらなそうなことも、全力で取り組めば思いもよらないケミストリーが起こる、これ、真理だと思います。（JMN統括編集長 烏丸）



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