スタジオジブリ トリビュートアルバム『ジブリをうたう』全収録楽曲発表

武部聡志プロデュースによるスタジオジブリ音楽のトリビュートアルバムの全収録楽曲が発表になった。

収録内容は、家入レオは映画『天空の城ラピュタ』より「君をのせて」、幾田りらは映画『千と千尋の神隠し』より「いのちの名前」、岸田繁（くるり）は映画『となりのトトロ』より「となりのトトロ」、木村カエラは映画『魔女の宅急便』より「ルージュの伝言」、GReeeeNは映画『海がきこえる』より「海になれたら」、渋谷龍太（SUPER BEAVER）は映画『紅の豚』より「時には昔の話を」、角野隼斗は映画『ハウルの動く城』より「人生のメリーゴーランド」、玉井詩織（ももいろクローバーZ）は映画『風の谷のナウシカ』より「風の谷のナウシカ」、松下洸平は映画「耳をすませば」より「カントリー・ロード」、満島ひかりは映画『ホーホケキョ となりの山田くん』より「ひとりぼっちはやめた」、Little Glee Monsterは映画『ゲド戦記』より「テルーの唄」、Wakanaは映画『もののけ姫』より「もののけ姫」（50音順）となることが決定。

スタジオジブリの映画を彩った数多の名曲たちを、今回参加の各アーティストが、新たな解釈にて歌い紡いだ楽曲に仕上がっている。さらにこのアルバムの最後を締めくくる形として、武部聡志が音楽を手がけた映画『コクリコ坂から』より、その主題歌である「さよならの夏～コクリコ坂から～」を武部自らが新たに演奏したピアノソロが収録されることも決定した。


公開になったジャケット写真は、宮崎吾朗による描き下ろしで、ジャケットイラストは澄んだ青空をバックに、草原でギターを抱えて歌う少女が描かれた、まさにスタジオジブリの世界と音楽がコラボレートしたイラストとなっている。

さらに、ジブリ関連ショップ限定盤のリリースも決定した。こちらの商品は宮崎吾朗描き下ろしのアナザーイラストジャケットとなっており、どんぐり共和国など、スタジオジブリ関連ショップでのみ購入できる限定盤となる。

特設サイトでは、各アーティストからのコメント動画やレコーディングドキュメント映像も公開となっている。今回、各アーティストによる「スタジオジブリ作品の中での一推しキャラ」も発表になっている。

●HIDE（GReeeeN）　コメント
この曲を聴いて、ピンと来た方は相当なジブリ好きですね！！！！
ボクは中学、高校と高知で過ごしました。
「海がきこえる」の主人公と同じ風景の中、同じような制服を着て、そして東京へ出ました。
初めて住んだ街は、吉祥寺でした。
全てが自分と重なる、そんな作品なんです。
そして、、、これがあるから、「耳をすませば」があるという。。

●満島ひかり　コメント
矢野顕子さんの「ひとりぼっちはやめた」のやさしい自由さが大好きで、無茶を承知でこの曲を歌いたいと思いました。『ホーホケキョとなりの山田くん』の主題歌ですが、作品の声の出演が名俳優さんたちというのも楽曲をうたいたかった大きな理由です。レコーディングでは、武部さんの演奏やアイデアと共に制作できることに感動しきりでした。友人でもある、角銅真実さんという素晴らしいアーティストにも参加していただき、いやぁ幸せ!!!