フェンダー、フジファブリック・山内総一郎の新シグネイチャーギター発売

フェンダーが、フジファブリック・山内総一郎（Vo, G）の新シグネイチャーギターを、10月25日に発売する。

今回発売するのは、新シグネイチャーギター「Souichiro Yamauchi Stratocaster(R) Custom」と、数量限定モデル「Limited Souichiro Yamauchi Stratocaster(R) Custom」だ。

「Souichiro Yamauchi Stratocaster(R) Custom」は、山内のアイコンにもなっているFiesta Redカラーのストラトキャスター、そして共に愛用するテレキャスターのそれぞれの良さを併せ持った理想のモデルを具現化するため開発された。ホワイトのサテンフィニッシュを施したアッシュボディーは、センター部分を残し左右をくり抜いたセミホロウ構造となっている。オリジナルのアルミ削り出しエスカッションにマウントされた CuNiFe(R) Wide Range Humbuckerと合わせる事で太く温かい音色を生み出す。


山内がこだわったブリッジポジションには、愛用の54年製テレキャスターの仕様を踏襲しつつ、よりパワフルなトーンを求め開発されたCustom Wired Vintage Style Single Coil Teleが搭載されている。またピックアップに弦の振動がよりダイレクトに伝わるテレキャスターのブリッジ構造を重視した山内のリクエストにより、大胆にもテレキャスターのブリッジをストラトキャスターにそのまま取り付けた。 ネックグリップは、同じく愛用の54年製テレキャスターを元に、厚みがありつつもナット幅を狭くする事で快適な握り心地となった。さらにバッキングからすぐにリードギターに切り替えるためのアイデアとして、ネックピックアップのダイレクトスイッチを搭載するなど、オリジナリティー溢れるギターとなっている。

特別限定モデル「Limited Souichiro Yamauchi Stratocaster(R) Custom」は完全数量限定で販売。本モデルは、本人の実機同様にラッカー塗装で仕上げられている。使用する木材にも拘っており、ネックには1ピースのクォーターソーンメイプルと厳選されたローズウッドを、ボディーには厳選されたアッシュ材を採用。ハードケース及びサイン付き認定証も付属され、プレミアムな製品となっている。


本製品は、10月12日午前9時より事前予約の受付を開始する。フェンダー旗艦店FENDER FLAGSHIP TOKYO及びフェンダー公式オンラインショップでは、特典として初回生産分に、本人の直筆サイン入りフレットガードが同封される。

また、フジファブリックのニューシングル「プラネタリア」のリリース日であり、自身の誕生日でもある10月25日には、フェンダー旗艦店 FENDER FLAGSHIP TOKYOにて、山内本人が登場する発売記念イベントを開催することが決定した。

　　　◆　　　◆　　　◆

■山内総一郎（Vo, G） コメント

この度、フェンダーチームと長い時間をかけて作り上げたオリジナルギターを発表する事ができ、大変嬉しく思っています。この純白のストラトキャスターは、シンガーソングライターもギタリストも喜んで貰えるようなギターにしたいと思い、制作しました。握り心地が最高なオリジナルのネックシェイプは、大好きな僕の54年製のテレキャスターと同じシェイプにしてもらい、フロントピックアップはワイドレンジハムバッカー、リアピックアップは音の押し出し感ある、抜けの良いオリジナルピックアップを作ってもらいました。 ボディーは、アッシュ材のホロウボディーで、軽量且つ倍音成分が豊かなサウンドなので、和音をギャーン！と鳴らした時や、ギターソロでギュイーン！と弾く時も非常に気持ち良く響きます。二つ目のトーンは、フロントピックアップのダイレクトスイッチになっていて、ブーストしたかのような太い音が出るので、ここぞ！という時は特に役立つ秘密機能です。持ち易く、弾き易く、鳴りが気持ち良いギターなので、白いキャンバスに思いのままに筆を乗せていくような、自分のパーソナルな表現を追求するのに役立ってくれるはずです。

　　　◆　　　◆　　　◆