ローランド、ヒップホップ・レーベル「Stones Throw Records」とコラボしたサンプラーを発売

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ローランドが、アメリカのヒップホップ・レーベル「Stones Throw Records」とのコラボレーションによる、ビートメイキングやDJプレイ向けサンプラー『SP-404MKII Stones Throw Limited Edition』を10月27日(金)に発売する。


▲Stones Throw所属アーティスト J.Rocc

サンプラーは、ヒップホップにおいては、既存の楽曲などの一部をサンプリングしてループ再生したフレーズをもとに、新たな楽曲を制作する。2005年に発売された「SP-404」は、ビートメイキングやライブ・パフォーマンスに便利なサンプラーとして高く評価され、2021年に最新モデル「SP-404MKII」を発売。独特のサウンドを作り出せることから、特に「ローファイ・ヒップホップ」と呼ばれるジャンルには欠かせないクリエイティブ・ツールになっている。

『SP-404MKII Stones Throw Limited Edition』は、アメリカ・ロサンゼルスを拠点とするインディペンデント・レコード・レーベル「Stones Throw Records」とのコラボレーション・モデル。同レーベルは、1996年の設立以来、ヒップホップを中心としてJ Dilla、Madlib、MF Doom、Mayer Hawthorneなど、時代ごとに最先端の多彩なアーティストを輩出。独自の地位を築いてきた。ローランドとレコード・レーベルのコラボレーションは初めての試みとなる。

『SP-404MKII Stones Throw Limited Edition』は、同レーベルの名盤を手掛けてきたアート・ディレクターJeff Jankによるアート・ワークが施された「SP-404MKII」に、所属アーティストが制作したサウンドを新たに収録。さらに、オリジナルの7インチ・レコードとミックス・テープのカセットが付属するコレクターズ・パッケージだ。

●『SP-404MKII Stones Throw Limited Edition』


Kiefer、Sudan Archives、Mndsgn、J.Rocc、DJ Harrisonの新曲を10曲収録。それぞれ16のパターンと16のサンプルを備え、アーティストのクリエイティブなサウンドを深掘りして、ジャムやリミックスに活用できる。この特別モデルには、レーベルを支える伝説的なアート・ディレクター兼イラストレーターであるJeff Jankが手掛けたフェイス・プレートとパッケージを採用。美しい光沢仕上げのプレミアム・アルミニウム・フェイス・プレートは、Stones Throwと「SP-404MKII」のスピリットが体現されている。さらに、『SP-404MKII Stones Throw Limited Edition』に収録されているサウンド・バンクで制作された、KieferとMndsgnによる7インチ・レコードが付属。また、Stones Throwのアーティストが「SP-404MKII」を使用して制作した楽曲を用いた、J.Roccによるオリジナルのミックス・テープも同梱されている。

●「SP-404MKII」


高い性能とポータブルなデザインで、クリエイターの創造力を刺激するサンプラー「SP-404シリーズ」は、パフォーマンス・ベースのビートメイキングには欠かせない存在。2021年発売の「SP-404MKII」は、ロング・セラーを続ける「SP-404シリーズ」の最新モデル。ユーザーからの要望をもとに操作性や機能などをブラッシュアップし、これまでにないパフォーマンスを実現した。鮮やかな有機ELディスプレイ、17個のベロシティ・センシティブRGBパッド、豊富な内蔵エフェクト、多彩な電源オプションなどが主な特徴。

また、近年、特に「SP-404シリーズ」が多用されている音楽ジャンル「ローファイ・ヒップホップ※」にマッチする新たなエフェクトを搭載している。

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