BOSS、歴史的名機のプリアンプ・サウンドを凝縮したフル・アナログ設計のブースター/プリアンプ『BP-1W』を発売
BOSSから、歴史的名機と評価される「CE-1 Chorus Ensemble」、「RE-201 Space Echo」のプリアンプ・サウンドをこだわりのフル・アナログ回路で再現するコンパクト・ペダル『BP-1W』を11月11日に発売する。
数多くのギター・アンプやエフェクターなどのギター周辺機器を送り出してきましたが、その中でも「CE-1 Chorus Ensemble」(ボス・ブランドより1976年発売、以下「CE-1」)と「RE-201 Space Echo」(ローランド・ブランドより1974年発売、以下「RE-201」)は、生産完了から30年以上を経た現在においても多くのプレイヤーに愛されている、まさにローランド/ボスを象徴するエフェクター。それぞれのオリジナリティ溢れるエフェクト・サウンドはもちろんのこと、独特の質感を持つプリアンプのサウンドが多くのギタリストに評価されている。
『BP-1W』は、この「CE-1」と「RE-201」のプリアンプ・サウンドを、「技クラフト・シリーズ」として、こだわりのフル・アナログ回路設計により再現したコンパクト・ペダルだ。
●多くのギタリストに愛される独特のプリアンプ・サウンド
▲「RE-201」(左)、『BP-1W』(中) 「CE-1」(右)
「CE-1」と「RE-201」は、マイクやキーボードなどギター以外の楽器にも対応可能なプリアンプを搭載していた。このプリアンプは、当時の技術では避けることができなかった周波数特性の変化や、過大入力時に発生する心地よい歪み(ひずみ)によって得られるその唯一無二のサウンドが、多くのギタリストに評価。『BP-1W』は、この「CE-1」と「RE-201」の個性的なプリアンプ・サウンドを、こだわりのフル・アナログ回路で実現するコンパクト・ペダル。
●3種類のモードを搭載
『BP-1W』は、3つのモードを搭載。本体の「LEVEL」「GAIN」ノブとの組み合わせにより、多彩なサウンド・メイクを行うことができる。
「CEモード」:「CE-1」のプリアンプ・サウンドを得ることができるモード。鈴鳴り感のあるブライトなサウンド・キャラクターと歯切れのよいトーンが特徴。アンプや歪みペダルとの組み合わせにより、アグレッシブなドライブ・サウンドを得ることができる。
「REモード」:このモードでは、「RE-201」のプリアンプ・サウンドを得ることができる。温かみのある太い音質を特徴とし、GAINを上げると心地良い飽和感が加わる。アンプや歪みペダルをブーストすると、適度なコンプレッション感のある力強いドライブ・サウンドを得ることができる。
「NATURALモード」:入力信号に色付けをせず、フラットにブーストを行う。レンジの広さを特徴とし、組み合わせるアンプや歪みペダルの持つキャラクターを活かした音作りに向いている。
●異なるサウンドを楽しむことができる2タイプのバッファ
『BP-1W』は、「STANDARD」「VINTAGE」の2種類のインプット・バッファを搭載しており、「BUFFER」スイッチで選択。「STANDARD」では、プレミアムなバッファ回路によるピュアな音質を、入力インピーダンスが低めに設定された「VINTAGE」では、温かみのあるトーンと滑らかなボリューム・カーブを実現している。
この記事の関連情報
ローランド、「FANTOMシリーズ」がアップグレードして登場
BOSS、上質なトーンと独自の「CAB RESONANCE」機能を備えたベース用ヘッド・アンプを発売
BOSS、コンパクト・エフェクターのように直感的に操作できるベース用マルチ・エフェクターを発売
島村楽器、ローランド『FANTOM-0』シリーズのホワイトカラーを発売
ローランド、初心者でもクリエイター感覚で本格的な演奏や楽曲作りができるキーボード
ローランド、表現力豊かなサウンドと演奏性を備えたリーズナブルなステージピアノを発売
ローランド、コンサート・グランドピアノのクオリティを自宅で楽しめるホームピアノの最高峰「LXシリーズ」3機種を発売
BOSS、高品位なサウンドと多彩な機能を凝縮したギター/ベース・ヘッドホン・アンプを発売
【俺の楽器・私の愛機】1544「スマホ利用前にタッチパネルデビュー!」