NAQT VANE、新曲「NIGHTINGALE」リリース。初のフルアルバムも発売決定

NAQT VANEのニューシングル「NIGHTINGALE」（読み：ナイチンゲール）が、本日10月27日にリリースされた。

◆「NIGHTINGALE」MV

「NIGHTINGALE」はサヨナキドリ（小夜啼鳥）と呼ばれる鳥のことで、西洋のウグイスとも言われるほど美しい鳴き声を持つ。転じて本作では、自然の美しさやなごやかさ、のどかさの象徴として描いている。本日公開の映画『唄う六人の女』主題歌にも起用されており、作品から放たれるメッセージや世界観のリンクにも注目が集まっている。

今作は、自然の声(＝“The nightingale's song” ※歌詞より) に耳を傾け、繋がり、繁栄し、時に守り守られながら継ないでいく生命のシンプルな美しさにフォーカスを当てた作品。共存共栄していくいくつもの世界があり、自然、人間、動物たち、それぞれのもつ固有の美しさと、かけがえのない存在を尊重しながら生きることの大切さを唄う。生きているだけで時には意図せず自然を傷つけてしまう人間も、この星に生まれてきたことには必ず意味がある。そんなメッセージも込められているとのことだ。


ジャケット写真では、メンバーであるClassic 6と写真家・ayakaendoのコラボレーションが実現。NAQT VANEのクリエイティヴにayakaendoの写真の絶妙なトーンが見事にマッチしたアートワークとなった。一方ミュージックビデオでも新たな試みが行われており、映画『唄う六人の女』とリンクした世界が描かれている。映画のアナザーストーリー仕立てとなっており、竹野内豊演じる萱島と山田孝之演じる宇和島が迷い込んだ森の中で起こる、ある少年のお話が描かれている。

森の中で少年が目を覚ますと、木漏れ日のもとで服部樹咲演じる“撒き散らす女”が眠っている。少年に気付いた女はゆっくり少年を見つめる。気付いたら家の中で目を覚ましていた少年が、あの女が現実だったのか確かめるためにビデオカメラを持って森を進むと、そこには“撒き散らす女”が美しく舞っていた。少年は気が付くと再び家で目を覚まし、録画したはずのビデオカメラを観てみるが──というストーリーで、主題歌の神秘的な雰囲気にマッチした美しく儚いミュージックビデオとなっている。ファンタジックな世界が冒頭から視聴者を美しい自然の世界へ誘い、ミュージックビデオ単体でも十分に堪能できる映像となっているが、映画を見た後に鑑賞するとより深く世界に没入できることだろう。

また、NAQT VANEは1月10日に初のフルアルバム『Dispersion』（読み：ディスパージョン）を発売することも決定している。NAQT VANEにとって初のパッケージリリースでもある。



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▪︎NAQT VANE コメント

今回、映画「唄う六人の女」の主題歌を担当できる事を光栄に感じています。楽曲「NIGHTINGALE」の制作を終えた際にNAQT VANEにとって重要なバラード曲になったと感じました。この楽曲がミステリアスかつ幻想的な作品の世界と交わる事で、メロディ・歌詞・サウンドの感じ方も更に変わると思うので、是非劇場のスクリーンでご覧頂ければと思います。また、MVでは服部樹咲さんにも出演して頂き、映画との親和性をより高めた映像、世界観になったと感じているので、こちらも楽しんで頂ければ幸いです。
澤野弘之

完成した映像を見てもなお、森の中で撮影したあの日が夢だったんじゃないかと感じています。大自然をまるで少年のように探検し、人の時間軸では測ることができない神秘的な場所や状況の中、多くのサポートによって生まれた映像です。映画とMVが、沢山の方々に届くことを願っています。そして、いくつもの生命が地球に共存していることを改めて考えてもらいたい。
Classic 6

映画の不思議な世界観や監督の思いを紡ぐようにClassic 6が制作したこのMVには、「撒き散らす女」役の服部樹咲さん、そして子役の黒岩紘翔さんに出演いただき、感謝の気持ちでいっぱいです。
自然の中で美しいものを見た時に感じる、胸が希望で満たされるあの不思議な感覚が、映像を見ながら溢れでてきました。自然との共存とは何なのか、映画のサイドストーリー仕立てになっているので、ぜひ映画と併せてご覧ください！
Harukaze

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