スチュワート・コープランド、ポリス終盤「スティングの息の根を止めたいと思ったことも」

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元ポリスのドラマー、スチュワート・コープランドは、ポリスのラスト・アルバム『Synchronicity』(1983年)を制作時、クリエイティブ面でスティングとの相違が激しくなり、「この男の息の根を止めてやりたい」と思うこともあったそうだ。

コープランドは、『New York Post』のインタビューで、ポリスの解散はフロントマン殺人事件を防いだと冗談を飛ばしたという。

彼は、ポリス最後の日々について「とても居心地の悪い場所だった。僕らはお互いを苛立たせていた」「最初はコラボレーションだった。それが、彼(スティング)にとってはどんどん妥協になっていった。そして、そうやって妥協するのがどんどん難しくなっていった」と表し、「あと一歩で殺人事件、僕がこの男の息の根を止めてやるって危機に陥ったのは、彼が僕のとこへ来て、ハイ・ハットのことで何か言ってきたときだ」と語った。

ふたりの相違については、「スティングは、安らかで心を打つ、言うならば理知的なものを創るため、美しい場所を探していた。僕にとっては、何もかも燃え上がれだった。パーティだよ」と言及している。

「僕らはいま、あの敵対意識がどこから生まれたのか理解している。それを踏まえると、僕は5作ものアルバムが作れたことをとても有難く思っている」という。

ポリスは1977年に結成され、いまでも愛されている名曲をいくつも生み出し、世界的なビッグ・バンドとなったが、活動期間は10年にも満たなかった。

スチュワート・コープランドは、今週木曜日(10月26日)、彼の日記、写真、ハンドメイドのポスター・デザインなどを収めた本『Stuart Copeland’s Police Diaries』を出版した。

Ako Suuzki
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