【速レポ】モンパチフェス<WWW!!23>、ROTTENGRAFFTY「全身で俺らの言葉ごと全部持って帰ってくれ!」

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17時、マングースSTAGEに響く三線のジングルに合わせて起こる手拍子。直後、協奏曲、いや、この場合は狂騒曲と言うべきか。直後、勇ましいSEと共に登場したのはROTTENGRAFFTYだ。

◆ライブ写真

「5年ぶり、めんそーれ! 全身で俺らの言葉ごと全部持って帰ってくれ! MONGOL800に感謝!」

血管ブチ切れそうな勢いでN∀OKI(Vo)が叫ぶように言葉を重ね、最後にバンド名も高らかに叫んだ。それを合図にMASAHIKO(G)の弾く印象的フレーズで始まったのは「ハレルヤ」。そのまま挑みかかるような前傾姿勢で歌うのはN∀OKI。真っ黒な衣装に身を包み、ミステリアスというより死神のようなオーラも漂わせるのはNOBUYA(Vo)。だが突き抜けるメロディを響かせるNOBUYAの唱法に、オーディエンスは気持ちをつかまれ、今度はド迫力のROTTENGRAFFTYサウンドに自ら身を投じていく。それでも「休ませへんぞー、跳べ!」とN∀OKI。腕を振り上げ、ジャンプし、客席前方に次々と突っ込んでいくオーディエンス。それを目にしながら不敵な笑みも浮かべ、次の瞬間、NOBUYAは叫んだ。

「殺す気で掛かってこい!」


ライブが始まってまだ数分。マングースSTAGEの客席エリアは狂騒のカオスとなり、激しさは増していくばかり。

「秋桜」を挟み、「恥ずかしがんなよ、やっちまえ!」とN∀OKIの言葉と共に突入したのは、EDMの要素もミックスさせた「D.A.N.C.E.」。ダンサブルでありながら、NOBUYAとN∀OKIという二人のボーカルスタイルの違いを武器に、波状攻撃のごとく歌やメロディを次から次へと決める。カオスの住人となったオーディエンスも、曲のサビではコーラスで加わり、バンドとひとつになっていく。


「ワンダフルは、俺ら全員で作るからな! 跳べ!!」

曲の中盤、N∀OKIの言葉に歓声をあげ、一斉にジャンプも決めるオーディエンス。呼吸は、もうバッチリである。オーディエンスに向け親指を立てて称賛する侑威地(B)、オーディエンス一人ひとりを指さすようにスティックを客席エリアに向けるHIROSHI(Dr)。


「5年ぶり。沖縄、ただいま! 誘ってくれたモンパチに感謝します、ありがとう。せっかくROTTENGRAFFTYが沖縄に来たんやから、オマエら、覚悟できてるな。何回も言わせんなよ。俺ら死ぬ気でステージに立ってるから、殺す気で掛かってこい」──NOBUYA

すでにテンション高まり切ったオーディエンスだが、そう言われたら黙っちゃいない。肩車やらクラウドサーフなどが次々に湧き起こる。それを受けたROTTENGRAFFTYも、やはりただでは済まさない。NOBUYAとN∀OKIは客席エリアに飛び降りたと思えば、今度はフェンス上に立ち上がり、歌い叫ぶ。


ライブハウスを暴れまわっている実力も底力もフルに発揮しながら、キラーチューンばかりを投下するROTTENGRAFFTY。それだけこのフェスに掛ける思いが強いということだろう。MONGOL800とROTTENGRAFFTYは、ほぼ同期だ。それに自ら主催フェスも続けているという共通点だってある。両バンドの間に強い絆はすでにある。

「2018年ぶりにやって来ましたROTTENGRAFFTY。この人数の野外、沖縄で初めて。モンパチ、ありがとう! モンパチといえば教科書レベルでしょ? 俺たちみたいな京都のダニたちを受け入れてくれて。一番、じゃかましい音を持ってきたから、思いっきり体感してください」──N∀OKI

そんなこと言いながら、N∀OKIとNOBUYAのハーモニーが引き込む「ハロー、ハロー」や美メロの「「70cm四方の窓辺」」も。夕刻が近づく時間に感動的に響いていった。


しかし、やはりROTTENGRAFFTYといえば、生々しいほどのエネルギーと熱さだろう。数々のフェスで何度もクライマックスを作ってきた「響く都」と「金色グラフティー」の二連発をしっかり用意していた。「響く都」では“響け沖縄”や“MONGOL800”、“叫べ琉球”などのコール&レスポンスも巻き起こす。そして「金色グラフティー」では「全員、こっちに飛んで来い!」と煽るNOBUYA。踊り狂い、クラウドサーフを繰り返し、サークルモッシュも作るオーディエンス。沖縄のサンセットに彩られながら、ROTTENGRAFFTYとオーディエンスによる狂騒曲が高らかに鳴り続けた。

文◎長谷川幸信
写真◎macoty

セットリスト

1.ハレルヤ
2.秋桜
3.D.A.N.C.E.
4.This World
5.ハロー、ハロー
6.70cm四方の窓辺
7.響く都
8.金色グラフィティー

<MONGOL800 ga FESTIVAL What a Wonderful World!!23>





11月3日 DAY1
MONGOL800/04 Limited Sazabys/赤犬/かりゆし 58/きゃりーぱみゅぱみゅ/サンボマスター/湘南乃風/DIAMANTES/真志喜中学校軽音楽部/LOUD SPEAKER(普天間高校軽音楽部)
道ジュネー:新城青年会
11月4日 DAY2
MONGOL800/Creepy Nuts/D-51/TETORA/ハルカミライ/FOMARE/RIP SLYME/ROTTENGRAFFTY/WWW!! special session The BK Sound presents -Good Vibes Only
道ジュネー:江洲青年会
11月5日 DAY3
MONGOL800/ORANGE RANGE/KICK THE CAN CREW/島バナナーズ/DOBERMAN/HUSKING BEE/HEY-SMITH/WANIMA/WWW!! special session 島袋優(BEGIN)presents -Okinawa moon
道ジュネー:栄口青年会

2023年11月3日(金・祝)、4日(土)、5日(日)
*雨天決行/荒天中止
@沖縄県 宜野湾マリーナ・トロピカルビーチ特設会場(901-2224 宜野湾市真志喜 4-2-1)
開場11:00 開演13:00
各1日券【前売】一般 9,900 円(税込)|中高生 4,000 円(税込)
2日通し券【前売】一般 18,000円(税込)※11/3・4、4・5 券の2種
3日通し券【前売】一般 27,000円(税込)
※小学生以下はチケットをお持ちの保護者1名様につき、1名まで入場無料
※中高生チケットは1日券のみ、一般発売からの販売
[問]PM AGENCY
TEL:098-898-1331(平日 11:00-15:00)https://www.pmnet.co.jp
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