BBEよりJ Jazzシリーズ最新作第4章『J Jazz Vol. 4: Deep Modern Jazz from Japan』リリース

J Jazzシリーズの最新作第4章『J Jazz Vol. 4: Deep Modern Jazz from Japan - The Nippon Columbia Label 1968 -1981』。

◆『J Jazz Vol. 4: Deep Modern Jazz from Japan - The Nippon Columbia Label 1968 -1981』 関連映像＆画像

V極東から生まれた最高で、稀少な、そして最も革新的な日本のジャズを探求する、既に広く賞賛されているコンピレーション・シリーズの最新作は、ジャズのあらゆるスタイルを網羅した、日本最大級のレコード会社である日本コロムビアのカタログとなる。1968年から1981年という和ジャズ史に取って重要な時期に焦点を当てたJ Jazzシリーズの第4巻では、本シリーズの監修者であるトニー・ヒギンズとマイク・ペデンが自分らのレコード・コレクションをさらに深く掘り起こし、国内ジャズマンが過去に残した、ソロ作からビッグ・バンド、ジャズの名盤の再解釈、ヘヴィなジャズ・ロック、熱狂的なポスト・バップ、白熱するサンバ・フュージョン、モーダルなサイケデリック・ウイッグアウトまで、幅広いジャズ・スタイルの数々の名盤を紹介している。

本作には森山威男、鈴木宏昌、板橋文夫、佐藤允彦、渡辺香津美や杉本喜代志、原信夫とシャープス・アンド・フラッツ、宮間利之とニュー・ハードといった和ジャズの名演が登場。また、稲垣次郎の重厚なサイケデリック・モーダル・ブルースと、ハービー・ハンコックをフィーチャーした水橋孝のサンバ・グルーヴが心地よく隣り合わせに並んでいる。向井滋春のフュージョン・ファンクの叙事詩が本作の音楽の展開を新たな次元に引き上げ、益田幹夫の駆動する鍵盤捌きのリズムは、扇動的なダンスフロアの熱を上昇させている。

『J Jazz Vol.4』のアナログ盤は、4ページのインサート、見開きの3枚組の180gの重量盤でプレスされ、2枚組のCDはアナログ盤には未収録のボーナス・トラック2曲が収録されている。さらに本作は前3作とJ Jazz Masterclass Seriesの各作品のマスタリングとアナログ・カッティングも行っている、グラミー賞にノミネートされたCarvery Studioのマスタリング・エンジニアであるフランク・メリットによりマスタリングされ、この最新コレクションは、高いハードルを設定した前3巻の後継に相応しい最高潮のレベルに至っていると言える。


◆BBE オフィシャルサイト