BOSS、新開発「ARPVERB」を含む12のタイプを搭載し幅広いリバーブ・サウンドを網羅する『RV-200』発売

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BOSSから、新開発の「ARPVERB」を含む12のタイプを搭載し、幅広いリバーブ・サウンドを網羅したエフェクター「200シリーズ」のリバーブペダル『RV-200』が11月18日に発売される。

『RV-200』は、BOSSのエフェクター「200シリーズ」に新たに加わるリバーブペダル。サンプリング・レート96kHz、AD/DA変換32bit、内部演算32bit float(浮動小数点)によるクラス最高峰の音質を実現。初期反射から残響音が消えるまで、高い解像度で再現することにより、鮮明かつ自然なリバーブ・サウンドを得ることができる。リバーブ・タイプは、幻想的で動きのある残響を生み出す新開発の「ARPVERB」を含む12種類を搭載。幅広いジャンルに対応するリバーブ・ペダルだ。

●12種類のリバーブ・タイプ


『RV-200』は、12種類のリバーブ・タイプを搭載する。
・ROOM:室内の残響をシミュレートしたリバーブ・タイプ。
・HALL:コンサート・ホールの残響をシミュレートしたリバーブ・タイプ。
・PLATE:金属板を用いたプレート・リバーブをシミュレート。
・SPRING:ギター・アンプに装備されることの多い、スプリング・リバーブの独特の響きをシミュレート。
・SHIMMER:高域のきらびやかさを特徴とする、倍音の広がりに包まれた幻想的なリバーブ・タイプ。
・ARPVERB:アルペジオ・サウンドをモチーフとした、動きのある残響音を得ることができるリバーブ・タイプ。
・SLOWVERB:ゆるやかな立ち上がりと柔らかな倍音を含むリバーブ・サウンドを得ることができる。
・MODULATE:ホールの残響に「ゆらぎ」を加えることで、心地よい残響音を得ることができるリバーブ・タイプ。
・+DELAY:「ディレイ」との相乗効果によりリッチな残響音を得ることができるリバーブ・タイプ。
・LO-FI:意図的に音質を劣化させることで、独特の質感を得ることができるリバーブ・タイプ。
・GATE:残響のリリース音をカットする、メリハリのあるリバーブ・サウンドを得ることができる。
・REVERSE:リバーブ・サウンドを逆再生する独特のサウンドを生み出すリバーブ・タイプ。

●高品位なリバーブ・サウンドを直感的にコントロール可能


『RV-200』は、「200シリーズ」の特徴のひとつである、直感的な操作性を実現。リバーブの効果を調整する「TIME」「E.LEVEL」「PRE-DELAY」ノブにより、好みのリバーブ・サウンドを簡単に設定することが可能。また、全体的な音質を整える「LOW」「HIGH」も独立したノブで調整できる。さらに、リバーブの密度を6段階で調整する「DENSITY」ボタン、選択されたリバーブ・タイプ毎に異なるパラメーターをコントロールする「PARAM」ノブも搭載。

●パフォーマンスの幅を広げる機能と優れた拡張性


『RV-200』は、127のユーザー・メモリーを備えており、作成した音色を本体に記憶できる。本体の2つのフットスイッチは、音色の切り替えやエフェクトのON/OFFはもちろん、リバーブ・サウンドを持続させる「HOLD」や、幻想的なリバーブ・サウンドを作り出す「WARP」、アグレッシブな効果を生み出す「TWIST」などをアサインすることが可能。

また、『RV-200』は、外部コントロールの拡張にも対応しており、オプションのフットスイッチの使用により、さらに多くの機能をコントロールできる。加えて、エクスプレッション・ペダルの接続により、エフェクトのパラメーターをリアル・タイムでコントロールすることが可能。また、省スペースなステレオ・ミニ・タイプの「MIDI」端子を備えており、複数の「200シリーズ」をMIDI接続するだけで、スイッチャーなどの機器を使用せず、ワン・アクションでメモリーの切り換えなどを行うことが可能だ。

また、ローランドは、11月11日・12日に科学技術館(東京都千代田区)で開催される<東京楽器博>に出展する。期間中は、試奏可能なシンセサイザー、アコースティック・ドラム、電子ドラムの製品展示ほか、ヤマハ、コルグとの3社合同によるステージ・イベント<シンセバトルロワイヤル2023>などを実施する。



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