【イベントレポート】<第3回EBiDAN大運動会>開催。「最高の絆が生まれました!」

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EBiDANが、11月11日に東京・武蔵野の森 総合スポーツプラザ・メインアリーナにて、<第3回EBiDAN大運動会『スポーツマンヒップ!』>を開催した。ここでは、イベントのオフィシャルレポートをお届けする。

◆イベント画像

記念すべき第1回大会は2022年の11月に行われ、超特急、M!LK、SUPER★DRAGONの3組が参加し、M!LKが総合優勝となり、M!LKの佐野勇斗がMVPを獲得した。続く第2回大会は2023年3月の開催で、さくらしめじ、ONE N’ ONLY、原因は自分にある。、BUDDiiSの4組に加え、スペシャルサポートとしてONE LOVE ONE HEARTが参加。BUDDiiSが優勝し、MVPにはドッジボールやリレーで活躍したBUDDiiS・SEIYAが選ばれた。

そして、今回の第3回大会には、史上最多となる全9グループ、総勢56名が参加した。超特急、M!LK、SUPER★DRAGON、さくらしめじ、ONE N’ ONLY、原因は自分にある。、BUDDiiS、ICEx、Lienelという9つグループのメンバーをシャッフルして4つのチームに分け、心と力を1つにした真剣勝負を繰り広げ、立ち見を含む約7千人のファンは旗を降って熱い声援を送った。

3回連続でMCを務める声優でナレーターの酒巻光宏によるタイトルコールを合図に、場内にEBiDANメンバーが大集結した一世風靡のカバー「前略、道の上より」が鳴り響くと、第1回大会で優勝したM!LKのリーダーであり、「季節外れで役に立たないもの」という意味の「夏炉冬扇(かろとうせん)」というマニフェストを掲げた吉田仁人率いるチーム「吉田組」のメンバーがゆっくりと歩きながら入場。

続いては、第2回大会優勝チームであるBUDDiiSのMORRIE率いるチーム「激痛モンブラン」が、それぞれが痛めた肩や腰を抑えながら苦悶の表情で登場し、キャッチコピーである「一旦休憩」を体現するかのように椅子に座り込むと、一転して、チームリーダーを超特急のアロハが務め、「全勝無敗」を掲げるチーム「えびでぇーん組」はポケットに手を突っ込み、肩で風を切りながら、ライバルたちを挑発。最後に「唯一無二」をキャッチコピーにしたチーム「Colorful MONKEYs」は、ジャン海渡と曽野舜太の二人が、キャプテンに抜擢されたICExの竹野世椰を肩車して行進し、中学生リーダーを敬う姿勢を見せた。



続いて、EBiDAN学園長の宮下昌也が高らかに開会宣言をし、“ジャン”を連呼する観客とのコール&レスポンスで会場を温めた。前回に引き続き、さくらしめじが朝礼台に立ち、キュートに腕とお尻を振る「しめじ体操」で準備体操を行ったあと、「えびでぇーん組」は全力疾走で席に戻って、一番をアピールして雄叫びを上げた。ここで、なすなかにしが各チームのリーダーにインタビューを敢行。

「吉田組」は「いいメンバーが集まりました。ワンチャン、優勝あるんじゃないか?」と意気込みを語る吉田仁人の顔をメンバーが旗で邪魔し、なすに「リーダーの人望ゼロ!?」と突っ込まれ、「激痛モンブラン」はMORRIEが何かを語るたびに全員でずっこけるという集団芸を披露。「えびでぇーん組」はアロハが「絶対に勝ちます!」と大声でシャウトし、先輩メンバーから手厚いサポートを受ける「Colorful MONKEYs」の世椰は「ひとつになってます!」と満面の笑顔で答え、早くも各チームの個性や色の違いがはっきりと見えるインタビューとなった。



最初の競技は、各チームから3人が参加し、リレー形式で行う「爆速!借り物競争」。床にランダムに置かれたお題を拾って、書かれたアイテムを客席に借りに行き、無事に借りられた人は三輪車に乗ってゴールを目指し、次の人にバトンタッチするという競技。

メンバーを見回し、「もう優勝しましたね。ザコしかいないんで」と豪語した「Colorful MONKEYs」のカイは“英語の辞書”というお題に手惑い、3番手の世椰も“水彩絵具”を持っている観客を見つけられずに4位という結果となり、競技終了後にはカイが実はフランス語の辞書だったことも明かした。“カチューシャ”を引き当てて、第一走者の1位となった池田彪馬の「えびでぇーん組」は、アロハが“ドッグフード”を持ってるお客さんを奇跡的に見つけた、ものの3位となり、「みんなのハートを奪いにいきたい」と甘いセリフを吐いた一番手の大倉空人が“地球儀”、3番手のMORRIEが“枕”という難題をクリアした「激痛モンブラン」が2位。そして、田中雅功が“紙の路線図”、KENSHINが“花束”、吉田仁人が“サングラス”というお題を引いた「吉田組」が1位を獲得した。

第2競技ではコートの周りに4台のカメラを設置。タリー(赤いランプ)が光ったカメラを素早く見つけて、カメラ目線でキメ顔をする<キメ顔選手権>で、各チームから3名が参加し、「吉田組」はハルが10ポイント、志賀李玖11ポイント、吉澤要人が7ポイントを獲得。




「激痛モンブラン」は田中洸希が「冷静さで勝負したんですけど、最後、取り乱しました……」と肩を落としながらも8ポイント、「兄でもあるタクヤに勝てればなんでもありです」と語っていたNAOYAは、キョロキョロするばかりで見つけられず、なす曰く「お兄ちゃんとはぐれたみたいになってる」という状態だったが8ポイントを上げて善戦。



「えびでぇーん組」は、小泉光咲がなすに渋谷の街で迷子になった子供と表現される中、滑らかな動きを繰り出したリョウガはなんと13ポイントをゲット。「えびでぇーん組」は、すぐに円陣を組んで喜びを表したが、「Colorful MONKEYs」は、「モデル歴23年の実力を発揮できました」と豪語したジャン海渡がエキセントリックなポーズで8ポイント、タクヤが素早い動きで最高得点となる16ポイントを獲得し、「えびでぇーん組」と同ポイントの勝利に導いた。

第3競技は、各チームから8人が参加し、トーナメント戦を行う「猛攻!ドッジボール」。くじ引きの結果、1回戦は「吉田組」対「えびでぇーん組」、「激痛モンブラン」対「Colorful MONKEYs」の対決に決定。



「吉田組」対「えびでぇーん組」は大接戦となり、最後はSHOWと髙彪我の一騎打ちとなるが、SHOWが最後まで内野に残って、「吉田組」が勝利。「激痛モンブラン」対「Colorful MONKEYs」は、ムキムキの肉体でTシャツの袖を捲って臨んだSEIYA、TETTA、飯島颯がパワフルなスローとスーパーキャッチで「Colorful MONKEYs」を勝利に導くと、決勝は「吉田組」と「Colorful MONKEYs」の対決に。両チームとも一歩も引かない、手に汗握るエキサイティングな激闘を繰り広げ、最後は内野に一人残っていた古川毅がキャッチし損ね、SHOWの大活躍によって「吉田組」の勝利が決定した。

ここで前半戦は終了し、「吉田組」が360点、「激痛モンブラン」が260点、「えびでぇーん組」が290点、「Colorful MONKEYs」が340点という中間得点が表示され、各チームのメンバーがプロデュースしたお弁当をチーム全員で円になって食べる「もぐもぐタイム」と5分間の休憩を経て、ハーフタイムショウへと突入。





2023年4月にデビューしたLienelはジャージを使ったジャケットプレイとイナバウアー並みのエビ反りが特徴的な「純情シンドローム」で会場を盛り上げ、8月にメジャーデビューしたばかりのICExは令和の待ち合わせソング「シブヤ午後6時」でレトロポップな世界観をキュートに表現。

▲Lienel

▲ICEx

BUDDiiSは「Magic」を、この日、参加できなかったメンバーの顔団扇やアクリルスタンドを持ってパフォーマンスすると、チョコミントのアイスクリーム型のマイクに猫や羊、犬などの動物モチーフのカチューシャをつけた原因は自分にある。は「チョコループ」で、カメラを駆使したファンサービスをし普段のパフォーマンスとは180度異なるスイートな歌声を響かせながら、ジャージの前を開き、不在となったメンバーの顔がプリントされたTシャツをアピールするなどEBiDAN大運動会ならではのステージを披露した。

▲BUDDiiS

▲原因は自分にある。

ONE N’ ONLYはラテンとヒップホップを融合した「EVOL」でエネルギーあふれるアクティヴなラップとダンスで観客のヴォルテージを上げると、さくらしめじは、最新アルバム『ゆくえ』のリード曲「エンディング」で雅功のアコギと彪我のエレキの音色も使った弾き語りというスタイルで心地の良いグルーヴを生み出し、SUPER★DRAGONはヘヴィーでパンキッシュなミクスチャーロック「Mada' Mada'」で再び場内の熱気を引き上げた。

▲ONE N’ ONLY

▲さくらしめじ

▲SUPER★DRAGON

ここで、この日は参加できなかったM!LKの佐野勇斗がサプライズでVTR出演を果たして観客を煽ると、M!LKは「シアワシェイク」で会場全体で笑顔と幸せを届け、超特急は歌劇「カルメン」の第1幕「ハバネラ」を引用した楽曲「Lesson Ⅱ」の荘厳なダンスナンバーでエレガンスな色香を漂わせると、MCの酒巻も思わずピンクのペンライトを振って楽曲の世界観を共有し、圧倒的な表現力で観客を魅了した。

▲M!LK

▲超特急

そして、いよいよ最後の競技となる「チーム対抗リレー!」に。運動会の花形であるリレーには各チームから11名が参加。「Colorful MONKEYs」のジャンの靴が脱げ、TETTAがカーブを曲がりきれずに転倒し、「えびでぇーん」はREIがバトンの受け渡しに失敗する中、第一走者のマサヒロから第二走者のSHOWと独走していた「吉田組」を「激痛モンブラン」が必死に追いかける白熱のレース展開となり、最後は、ユーキの猛追を振り切った志賀がゴールテープを切り、「吉田組」が見事に1位でフィニッシュ。

2位となった「激痛モンブラン」のユーキは「惜しかったけど、最高の絆が生まれました!」と晴れやかな表情を見せ、3位の「えびでぇーん」はEIKUが「負けたけど、楽しかったです」とコメントする横で、アロハが「悔しい! 悔しい! 悔しい!」と連呼。残念ながら4位となった「Colorful MONKEYs」の世椰子は「みんなが頑張ってくれて、いい思い出ができたんじゃないかなと思います」と振り返って満面の笑顔を見せた。


この日の競技は全て終了となり、まずはMVPにドッジボールで強烈な印象を残したBUDDiiSのSHOWが選ばれ、プレゼントとして、「チーム全員分の温泉旅行」が贈られると、SHOWはメンバーに向かって「温泉、行きましょう!!」と喜びの声をあげた。

そして、各チームの点数が発表され、「吉田組」が560点、「激痛モンブラン」が360点、「えびでぇーん組」が340点、「Colorful MONKEYs」が340点という結果となり、「吉田組」が第3回大会の優勝トロフィーと豪華お食事券を勝ち取った。




メンバー全員で飛び跳ね、拳を上げ、吉田を胴上げするほどの歓喜する中で、優勝インタビューを受けた古川毅が「うちのリーダーの吉田仁人、何もしてなかったと思います。それがちょっと不服ですけど……」と不満を語りながらも、吉田の代名詞である「チェストー!」のコール&レスポンスを観客全員と楽しんで会場を1つにして、3時間に渡った大運動会は閉幕した。

なお、このイベントの模様は後日、Fanstream(ファンストリーム)にて有料配信を予定している。配信スケジュールなどの詳しい情報は各グループのオフィシャルサイトやSNSにて。

取材・文◎永堀アツオ
撮影◎笹森健一、小坂茂雄、草間智博
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