ローランド、キーボード・コントローラー『A-88MKII』がMIDI 2.0対応にアップデート

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ローランドが、MIDIキーボード・コントローラー『A-88MKII』を、電子楽器の演奏表現力を大きく向上させるMIDI 2.0に対応させるアップデート・プログラムの提供を開始した。

MIDI(Musical Instrument Digital Interface)は、電子楽器の演奏データを機器間で転送・共有するための共通規格で、現在の音楽制作や演奏には欠かせないものとなっています。MIDI 2.0は2020年に制定された新しい規格で、既存のMIDI 1.0対応機器との互換性を維持しながら、チャンネル・メッセージの分解能拡張、ノートごとの制御、タイミング精度など、演奏の表現力やデータ再現性を大きく向上させることができる。

『A-88MKII』をMIDI 2.0対応にアップデートすることで、鍵盤ベロシティーや、パネル上のノブの操作の分解能が格段に高まり、MIDI 2.0に対応する電子楽器やソフトウェア音源と組み合わせることで従来以上に表現力豊かな演奏を楽しむことができる。『A-88MKII』に搭載されているグランドピアノの弾き心地を再現した88鍵「PHA-4スタンダード鍵盤」の繊細なタッチを、余すことなく美しいピアノの音色で表現することが可能。シンセサイザーのサウンドをノブでコントロールする際も、さらにエモーショナルな音色変化を味わえる。

アップデート用プログラムは、『A-88MKII』製品ページから無料でダウンロードできる。

●『A-88MKII』(2020年3月発売、オープン価格)
ハンマー・アクション構造の88鍵ピアノ鍵盤「PHA-4スタンダード鍵盤」を搭載したMIDIキーボード・コントローラーで、自然なタッチの演奏を楽しめる。複数の音色を重ねる「レイヤー」や、分散和音を鳴らせる高機能の「アルペジエーター」など、多彩な音楽制作や演奏表現に必要な機能を搭載。視認性の高い8つのノブやパッドにさまざまな機能を割り当てて、自在にコントロールすることができる。

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