メガデス、キコ・ルーレイロがツアーからの離脱期間を延長

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Photo by Travis Shinn

家庭の事情により、9~10月に開催されたメガデスの北米ツアーから離脱したギタリストのキコ・ルーレイロが、この先もしばらくツアーに参加しないことを発表した。

ルーレイロは日曜日(11月19日)、メガデス・ファンへ向け、彼にとって容易ではなかったという決断について伝えたいとの声明を出した。「9月、僕は家庭の事情により、北米ツアーから離脱しなくてはならなかった。先のことを見据えると、2024年、メガデスはさらにヘヴィなツアー日程を見込んでいる。デイヴ・ムステインとメガデスのマネージメントと熟考、話し合いを重ねた結果、僕らは、僕の不在を延長するのが妥当だとの意見で一致した。僕は、バンドの計画や、ツアーに関与する素晴らしい人々の努力の妨げにはなりたくない。

メガデスでの僕の9年間は、“夢じゃないよな”って瞬間でいっぱいの素晴らしい旅だった。忘れがたいツアーの数々、“Dystopia”でのグラミー受賞、グラミー候補、『The Sick, The Dying, and The Dead』での様々な栄誉は、ハイライトの数例にすぎない。これら体験の重大さを言葉で表現するのは難しい。ヘヴィ・メタル・ファンなら、自分が若いときに聴いてきたバンドでプレイし音楽を制作できるなんて、どれほど素晴らしいことか理解できるだろう。デイヴ・ムステインのようなギター・レジェンドや、ジェイムズ・ロメンゾ、ダーク・ヴェルビューレンのような驚異的なミュージシャンたち、さらには優れたクルーたちとステージが共にできることを。

しかしながら、この9年間で最も重要だったのは、世界中の献身的なメガデス・ファンの素晴らしいアーミーを知ったことだ。君たちの熱心さはインスピレーションとなり、僕は君らみんなに計り知れないほどの称賛とリスペクトを抱いている。たくさんの愛を、またすぐに会おう!」

北米ツアーには、ルーレイロに代わり、ウィンターサンのテーム・マントゥサーリが参加した。

メガデスは、次回は2024年4月に南米でツアーを開催予定。現時点、ルーレイロの不在や代理のギタリストに関し、バンド側からコメントはなされていない。


Photo by Masanori Doi

Ako Suzuki
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