ダリル・ホール、ジョン・オーツに対する接近禁止命令を申請

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ダリル・ホールが、長年の相棒、ジョン・オーツを訴えたそうだ。

米メディアの報道によると、裁判文書が封印されているため、詳細は不明だが、ホールは11月16日、告訴状を提出したと同時に、オーツに対する接近禁止命令を申請したという。『Variety』は、裁判所は翌日(17日)、一時的接近禁止命令を出したと伝えている。

彼らの間の訴訟は「契約/債務」問題と分類されているという。

ホールとオーツは1967年に出会い、1972年にホール&オーツとしてデビュー。「Rich Girl」「Kiss On My List」「Private Eyes」「Maneater」などのヒット曲を生み、これまでに18枚のスタジオ・アルバムを発表している。最後にアルバムをリリースしたのは2006年だが、その後もライヴ・パフォーマンスを続け、最近では2022年10月までダリル・ホール&ジョン・オーツ名義でツアーを行っていた。



長年のパートナーではあるが、ホールはその関係について昨年、『Club Random』ポッドキャストのインタビューで、「彼(オーツ)はビジネス・パートナーだ。クリエイティブ・パートナーではない。ジョンと僕はブラザーだ。でも、創作面でのブラザーではない。僕らはビジネス・パートナーだ。ホール&オーツのアルバムを一緒に作ってきたが、僕らは常に別々だった。そこが、僕にとっては重要なとこだ」と話していた。

ダリル・ホールは現在、トッド・ラングレンと日本ツアーを開催中。23日に東京ガーデンシアターでパフォーマンスする。

来週木曜日(30日)に公聴会が開かれるという。

Ako Suzuki
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