【ライブレポート】梶原岳人、1年ぶりワンマン開催

ツイート

梶原岳人が11月25日に、約1年ぶりとなるワンマンライブ<人生のライブ~今年もみんなが祝ってくれると聞いて~>を開催した。

◆ライブ写真

ライブタイトル<人生のライブ>は10月25日に発売された3rdミニアルバム『人生のライフ』にかけた遊び心のあるタイトル。人生の残り時間「ライフポイント」が分からない中で、悔いなくやりたいことをやりたい、と名付けられたアルバムタイトルの通り、今回のライブは梶原のアーティスト人生の中で梶原自身が今楽しいと思うこと・今しかできないことが詰まっており、そして活動の「これから」を期待させるライブとなった。このライブより、昼公演のレポートをお届けする。

   ◆   ◆   ◆

本公演は昼夜公演共にソールドアウトとなっており、2階席の隅々までファンで埋まった会場で幕が上がった。約1年ぶりのワンマンライブということもあり、開演前からすでに会場の熱気は高まり、期待の1曲目は、『人生のライフ』の1曲目に収録されたGalileo Galilei尾崎雄貴からの提供楽曲「はじめちまったんだ」。新しく何かを始める人に勇気を与える歌詞と清涼感溢れるメロディはまさにライブの「はじまり」として相応しい1曲。会場からのクラップに合わせ、爽やかに歌い上げ、早くも梶原岳人の音楽へ会場を引き込んでいった。


2曲目は、「海のエンドロール」。2ndミニアルバムに収録されたこの曲も、夏を彷彿させる爽やかでノスタルジックな楽曲。ライブの冒頭でワクワクさせる2曲が続いたところで、MCで梶原が「今日という日を心待ちにしていました! 皆さんもメンバーの一員です!」と会場を煽る。「一緒に立ち上がって盛り上がってください!」と呼びかけると、客席からは歓声が上がった。


そして、「そこに恋が落ちていた」「灯りと妄想」と『人生のライフ』収録楽曲から2曲を連続で披露。「そこに恋が落ちていた」は、TRIPLANE江畑兵衛の提供楽曲で、《サイダーの泡が弾けるみたいに》と歌詞にあるように、恋の跳ね上がるような気持ちを明るく可愛らしく歌う。梶原が作詞作曲を手掛けた「灯りと妄想」は、感情が揺れた大切な一瞬を振り返るためにその瞬間に《灯りをともそう》と曲名に歌詞の意味がかかっているお洒落な1曲。タイトルだけでなく歌詞にも言葉遊びが混ざっている梶原の多才なセンスが光る曲を、繊細に歌い上げた。続いて、1st ミニALに収録された「ジャスミン」は、さかいゆうの楽曲で、梶原が歌うカバー曲の中でも人気の高い曲だ。

そして、舞台は明転。舞台上に梶原のアーティスト写真がプリントされた誕生日ケーキが運び込まれ、ファンからHappy Birthdayの合唱が。突然のサプライズに梶原は「祝っていただけて幸せです。ありがとうございます!」と嬉しさをあらわにした。


ここから会場は暗転しアコースティックコーナーに。ステージセンターに座り、アコースティックギターを手にして披露した楽曲は、2ndミニアルバムに収録されており、梶原が作詞作曲を担当した「ぼくらのメロディ」。アルバムとは違うライブならではの弾き語りでしか味わえない甘く響く歌声に会場中から感嘆の声が漏れる。続けて、ファンから特に人気が高く、今年Saucy Dogがセルフカバーを出したことで再度話題沸騰中の「魔法が解けたら」。梶原の切なく繊細な歌声とアコースティックギターの音色が響く会場では涙を流すファンも。

梶原が「ここからみんなでまた立って盛り上がっていきましょう!」と客席を煽ると、ライブは終盤へ。あたらよ・ひとみの提供楽曲「夢現、夏風薫る」。物語を紡いでいくような、あらたよの曲の世界観と梶原のノスタルジックな歌声がマッチした、今作のアルバムで唯一のバラード曲。ライブでは、客席に語りかけるように切なく美しく歌い、曲中の台詞を歌うように語りました。続いて1stシングルに収録され、梶原自身が作詞を務めた「橙」。夕暮れに優しく包み込むような梶原の歌声に会場中がオレンジ色に染まった。


そして、TVアニメ『ブラッククローバー』エンディングテーマ「A Walk」、TVアニメ『オリエント』淡路島激闘編のエンディングテーマ「色違いの糸束」と、タイアップ楽曲を2曲連続で披露。こぶしを振り上げ、会場のボルテージは全開。「生きている中で、みんな比べられることがあると思うけれど、誰しも自分にしかない何かを持ってると思っていて。だから、みんなも自分自身を認めていこう!」と客席に声をかけ、客席では色とりどりのペンライトが光る。1月に開催される<人生のライブ~アニソンもやるらしいよ~>を期待させる流れに、会場からは「最高です!」との声が上がった。

梶原から「自分の人生の残り時間を教えてくれるわけではないけど、後悔なく生きたい。大切な人達に向けてこの曲を歌います」と挨拶があり、最後に披露したのは、梶原が学生時代に自主制作映画用に描き下ろした楽曲を、アルバム収録用にアレンジした「わすれないように」。ファンのコーラスに包まれて、梶原岳人のライブがファンにとっての「帰る場所」になるよう祈りを込め、丁寧に歌う。


最後に、梶原から重大発表が。3月17日に同会場SHIBUYA PLEASURE PLEASUREで追加公演が行われることが解禁。ライブのタイトルは<人生のライブ~俺たち、バンドはじめちまったんだ~>。このライブには「アメノチハレ」のMVにも出演したバンドで出演。このバンドメンバーは、梶原が学生時代に組んでいたバンドのメンバーでもあり10年来の仲間。既にバンドでの練習は始めているとのことで、梶原からは「ついにバンドでライブができるのがすごく嬉しいです! 高校の同級生が集結してバンドやりますので、みなさん見に来てくれると嬉しいです!」と語った。

1月のワンマンライブ<人生のライブ~アニソンもやるらしいよ~>、そして今回発表された3月の追加公演<人生のライブ~俺たち、バンドはじめちまったんだ~>にも期待したい。

梶原岳人 3rd ONE MAN LIVE追加公演<人生のライブ~俺たち、バンドはじめちまったんだ~>

2024年3月17日(日) SHIBUYA PLEASURE PLEASURE
(昼公演) 開場14:30/開演15:00 予定
(夜公演) 開場18:00/開演18:30 予定

【チケット代金】
全席指定 7,800円(税込)
※別途ドリンク代が必要となります。

【オフィシャル最速先行(抽選)受付詳細】
受付期間:2023年11月25日(土)20:00〜12月10日(日)23:59
受付URL:https://l-tike.com/st1/kajiwara-3rdlive0317
※お一人様各公演1回ずつ、各公演4枚までお申し込み頂けます。
※複数公演お申し込み頂いた場合は、複数当選する場合がございますので、
必ずお支払い頂ける公演をお申込み下さい。
当落・入金期間:2023年12月13日(水)12:00〜12月18日(月)23:00

・公演に関する問い合わせ
キョードー東京 0570-550-799 (平日11:00~18:00/土日祝10:00~18:00)

<3rd ONE MAN LIVE「人生のライブ」>

人生のライブ~今年もみんなが祝ってくれると聞いて~
2023年11月25日(土) SHIBUYA PLEASURE PLEASURE
(昼公演) 開場14:30/開演15:00 予定
(夜公演) 開場18:00/開演18:30 予定

人生のライブ~アニソンもやるらしいよ~
2024年1月28日(日) 浅草花劇場
(昼公演) 開場14:30/開演15:00 予定
(夜公演) 開場18:00/開演18:30 予定

【チケット代金】
全席指定 7,800円(税込)
※別途ドリンク代が必要となります。

ライブ詳細:https://avex.jp/kajiwaragakuto/news/detail.php?id=1110594

この記事をツイート

この記事の関連情報

*

TREND BOX

編集部おすすめ

ARTIST RANKING

アーティストランキング

FEATURE / SERVICE

特集・サービス