MGMT、90年代オルタナ・バンドをオマージュした「バブルガム・ドッグ」MV

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来年2月23日にニュー・アルバム『ロス・オブ・ライフ』のリリースを予定しているMGMTが、新たにシングル「バブルガム・ドッグ」を公開した。

◆「バブルガム・ドッグ」MV

「バブルガム・ドッグ」は、10月末にリリースされた「マザー・ネイチャー」に続くアルバムからの第二弾シングル。また、同曲のミュージック・ビデオも併せて公開された。ジュリア・ヴィッカーマンと米人気ラジオ番組『ザ・ベスト・ショー』のホストも務めるトム・シャープリングの二人が監督を務めた同ミュージック・ビデオでは、MGMTのアンドリュー・ヴァンウィンガーデンとベン・ゴールドワッサーが登場し、90年代のオルタナロック・バンドによる数々の名MVへオマージュを捧げている。

「バブルガム・ドッグのMVでは、『ヨー・ガバ・ガバ』や『ザ・マイティ・ブーッシュ』のようなチャーミングでDIY、シュール、チープ感満載の昔のテレビ番組の感じと、我々が子供頃にMTVで見ていた超シリアスなグランジのミュージック・ビデオを融合させたいと思ったんだ。あのヘヴィで不穏なイメージが子供じみたおふざけに粉砕されるという」と、ヴィッカーマンとシャープリングは語る。さらに、「ベンとアンドリューは本当にユーモアに溢れていて、今回こうして二人がしっかり役を演じ、子供の頃に憧れていた永遠にムーディーな90年代ロック・スター達へオマージュを捧げる姿を見せてくれて我々はとても興奮したよ」と述べた。ヴィッカーマンとシャープリングは続けて、「彼らは本当に積極的で、色んなウィッグ、衣装、キャラ、髭などを試しながら、新しいアイデアをどんどん出してくれた。すごく嬉しかったよ、なぜなら彼らがとても楽しんでいるのが分かったから。ミュージック・ビデオの最後では、ありがたいことにピンク色のスライムを彼らの顔面へ噴射させてくれたんだ。ベンの口にスライムが何度も入ってしまうという想定外のハプニングもあった・・・でもベンは面白いからいいじゃないと言ってくれ、我々もホッとしたよ」とコメントした。