UKモッズシーンの最重要バンド“Noonday Underground”、6th AL12/6リリース
![](https://img.barks.jp/image/review/1000242457/noA.jpg)
Noonday Undergroundが12月6日、6thアルバム『Sing It From The Mountain』をリリースした。
◆Noonday Underground 関連画像
Noonday Undergroundはサイモン・ダインによるプロジェクトで、1stアルバム『self-assembly』はロンドンのクラブシーンを席捲、各メディアで大絶賛されるともに、NME誌でポール・ウェラーが彼らのファンであることを公言したことをきっかけに、近年のウェラー作品では共作やプロデュースを手掛けることに。またキャンディ・ペインの作品ではマーク・ロンソンと共にプロデュースを担当するなど、UKモッズシーンの最重要バンドと言っていいだろう。
そんなNoonday Undergroundの最新作には、フランシス・リーダー(トラッシュキャン・シナトラズ)、カーミー・ラブ、アフリカ・ベイビー・バム(ジャングル・ブラザーズ)など、サイモンが敬愛する9名のシンガーたちが参加し、これまで以上にバラエティに富んだボーカル曲が並ぶ。ノーザン・ソウルやモータウン、サーフロック、ジャイブ、トリップホップ、インド音楽のラーガまでが柔軟にミックスされ、アンダーグラウンドとオーバーグラウンドを行き来しながら、レトロとモダンの時間軸が溶け合い、ハートフルで奇想天外な夢の世界のような珠玉の12曲と言えよう。
フランシス・リーダーのキレのあるボーカルにノーザンソウル的なメロディと爽快なホーンアレンジ、パンチのあるグルーヴがクセになる「Alphabet Soup」やアフリカ・ベイビー・バムのスモーキーでシャウト交じりのラップにナイル・ロジャース率いるシックのような軽快なギターカッティングとヘビーボトムなグルーヴが中毒性の高い「Toxicated」などは、Noonday Undergroundの新たな局面を知ることができる楽曲だ。また、トリップホップ的でマッシブなビートとバート・バカラック的なメロディ&ハーモニーが融合したかのような壮大なスケール感で注目のロンドンの新たなソウルスター“カーミー・ラブ”が深く力強く歌いあげる初期MOTOWNを彷彿させるソウル曲「In The Deep」など聴きどころ満載の内容だ。
![](https://img.barks.jp/image/review/1000242457/no2.jpg)
『Sing It From The Mountain』
SBCD-1010 / 定価 ¥1,980(税抜 ¥1,800)
日本盤ボーナストラック6曲収録、歌詞カード付
配信リンク:
https://lnk.to/7yrtK6
◆レーベル オフィシャルサイト
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