ユレルランドスケープ、“ナーバスな希望”を詰め込んだ現体制初のアルバム『MASTER PLAN』リリース

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ユレルランドスケープが、現体制初となるフルアルバム『MASTER PLAN』を2024年1月17日に発売することを発表した。

ユレルランドスケープは「エモーショナルシティポップ」をコンセプトに表現する4人組ダンス・ボーカルグループ。市場のトレンドを拒否し、オルタナティヴ音楽へのこだわりを出し続けながらアイドル業界へカウンターカルチャーの可能性を追い求めている。

そんな彼女たちがおくるアルバム『MASTER PLAN』は、約二年ぶりのアルバムにして、ネガティヴな要素が散りばめられた作品。これまでもオルタナティヴ音楽へのこだわりを出し続けていたユレルラだが、新曲のM4、8、10ではメインストリームへと思いを馳せているのも分かる。現体制になって、文化的実践の中で作られた曲達が集約されていて、今の4人を端的に表現している。世間の抱える「ナーバス」な希望が詰まっている1枚でもある。

あわせて、1月17日にHMV&BOOKS SHIBUYAにてリリースイベントを開催することも発表されている。

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【メンバーのイチオシ曲紹介】

・空蝉さな「unity」
デモ音源のイントロを聴いた時から高揚感で鳥肌が立ちました。
歌詞が皮肉混じりの言葉も多いのですが、その奥には寂しさが含まれていたりしてそんな人間味溢れた歌詞がお気に入りです。
最後まで報われるのか分からない感じも好きです。独りムシャクシャした夜にでも聴いて一緒に明日に立ち向かっていきましょう。

・小野町子「生きている」
『いくつもの夜を乗り越えた希望と絶望を繰り返した だから今を生きている』やり直しがきく人生ならこの曲は歌えないです。幸せだけの人生ならこの曲は歌えないです。噛めば噛むほど味が出るスルメ曲は沢山ありますが、この曲は最初から心の隙間に入ってくる曲です。だから湿っぽい夜道に聴いて欲しいです。もちろんライブでも。これが分かる人とは私、仲良くなれそうな気がします。

・麦ゆき「The regoto」
全てが好きです。
繊細で美しく、脆弱に強く立っているような。初めてデモを聴いた時に一瞬で惹き込まれました。
メンバー一人一人の心情の歌詞になっていたり、水間さん(社長)の故郷である沖縄でメンバーと撮影した事もあって、色んな思い出が沢山詰まっています。
いつまでも優しく包み込んでいたい宝物のような1曲です。

・雅春奈「東京」
東京での生活が少し息苦しくなって、田舎の静かなところに行ったものの結局スマホをいじったり、コンビニを探したり、特に普段の日常と変わらない生活を送ってしまう。でも自然の中にいるからこそ分かる事でもあって。とても深さのある歌詞で何回も歌詞を読み直した曲です!
みんながこの曲を聞いて、歌詞を見てどう感じるのかとても気になるので是非教えてください!レコーディングの時、ハモリのキーがとても難しくてかなり苦戦した思い出もあります。笑

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『MASTER PLAN』


[TRACK LIST]
1. The regoto
2. How to Be loved
3.トワイライト
4. unity
5. Still Alone
6. つがい
7. 生きている
8. バッドティック
9. Second me
10. 東京

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