オジー・オズボーン、AI生成のランディ・ローズのリフ「いいのがあれば…」

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オジー・オズボーンは、AIが生成する音楽を完全否定していないそうだ。彼は、クオリティが良ければ、何に対してもオープンでいるという。


オズボーン家のポッドキャスト『The Osbournes』の最新エピソードで、リスナーから、ザ・ビートルズの新曲「Now And Then」と同じようにAIを使い、ランディ・ローズの未発表録音物の音質を改善してみようと考えたことはあるかとの質問があがると、オジーはこう答えた。「これまで検討したことはない。だが、ザ・ビートルズがジョン・レノンの(残した)ものでやったことを、俺がやれるかというと……、俺はランディ・ローズが残したものは何も持ってないと思う」

息子ジャックから、ランディがこれまでに発表してきた音楽をもとにAIが新たなリフを生成するのは可能だと指摘されると、オジーは「俺は、何にだってオープンだ。クオリティが良ければな」「AIに、“俺のニュー・アルバムを作ってくれ”とか言えるわけだ。それが未来だ。音楽シーンは完全に変わる。俺はそれに不安を感じていない」「危険なのは間違った使い方をすることだ」と、AIに対する自身の見解を述べた。

妻でマネージャーのシャロンによると、ランディの未発表音源は「きちんと録音されたものは何も残っていない」そうだ。「くだらないカセットテープは数本あるけど、40年も前のテープだもの、良くはならないわ」という。

Ako Suzuki
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