スティーヴン・ウィルソン、AIとコラボしたクリスマス・ソングを公開

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Photo by Andrew Hobbs

ポーキュパイン・ツリーのフロントマン、スティーヴン・ウィルソンが、彼初となるクリスマス・ソング「December Skies」を公開した。作曲はウィルソンだが、歌詞はChat GPTを使い、「自分自身のAIヴァージョンとのコラボ」になったそうだ。

彼は、同曲を制作するに至った経緯について、こうコメントしている。「先週、友人から、なぜクリスマス・ソングを作ったことがないのかと挑発された。僕は、自分らしくないと抗議した。それに、僕がクリスマスに相応しい歌詞が書けるとは思えなかった。そしたら、彼は“問題ない。Chat GPTが君に代わってやってくれる!”と言い出した。そして、スティーヴン・ウィルソンのスタイルでクリスマスの歌詞を生成するようAIに指示した」「僕は、それが一瞬で簡単なことに衝撃を受けた(実際には、クリスマスとは言わず、“もっと孤独を感じるように”とか言ってみた)」

ウィルソンは、このようなAIの使用方法についてどう考えるべきか、まだ確信は持てないが、新体験であり実験になったという。

AIテーマに沿い、曲のビジュアライザーも、ウィルソンのミュージック・ビデオ数作を監督してきたMiles Skarinが創ったAIシステムを用い、作成してみたという。ギター・ソロとバッキング・ヴォーカルは、ポーキュパイン・ツリーのツアーに参加するRandy McStineが手掛けた。

Ako Suzuki
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