【ライブレポート】ReN、「この10年間本当に感謝しています!」

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一人でステージに立ち、アコースティックな演奏とループステーションやエフェクターを駆使してバンドサウンドを紡ぎ出すシンガーソングライター・ReNが、全8ヶ所からなる全国ツアー<ReN the Tour FUTURA>のファイナル公演を東京・Zepp Shinjukuにて12月16日に開催した。ここでは、イベントのオフィシャルレポートをお届けする。

◆ライブ画像

拍手に包まれる中、イントロのギターのカッティングからフロアを盛り上げ1曲目「HURRICANE」を披露、そのままギターをかき鳴らしながら2曲目の「DREAM」に突入しフロアからは大きな歓声が起こる中でツアーファイナルがスタートした。



その勢いで、ライブでの人気曲「Aurora」、そして初期の楽曲「PASSION」を披露した。中盤では春に巡ったアコースティックツアーに触れながら人気を博した自身代表曲の「あーあ。」や、「僕のミニ四駆」などの新旧織り交ぜた楽曲をアコースティックなサウンドと柔らかで切ない歌声をもって世界観を構築。

後半ブロックはfeat. Takaで話題となった「Rainbow」からループステーションを使ってコーラスやフレーズを積み上げたもう1つのReNワールドをたたみかけ、フロアの熱量を徐々に盛り上げていきながらまだタイトルの決まっていない新曲を披露し会場を沸かせた。そして、そこから「Life Saver」「Teenage Dreamers」でフロアの盛り上がりは最高潮に達し、大きな歓声に包まれた。


本編最後の楽曲となる「Lights」の前のMCでは「10年ほど続けてこられた音楽生活なんだけど、音楽をやることになったきっかけがあって。。大きな夢を持っていたんだけどその夢が砕け散ったときに、音楽が自分のそばに寄り添ってくれて。。音楽に背中を押され救われたんです。目の前の景色を変えようと一生懸命叫んできたら、僕の音楽を愛してくれるみんなが増えてきてくれて。この10年振り返ると、何もなかった自分がここまでみんなと一緒に僕の音楽に共感し、そして今日ここに集まってくれたこと、この10年間本当に感謝しています!」と感謝し、ラストまで高らかに歌い上げ、ReNとオーディエンスとの距離の近さが会場と一体化し本編は終了した。


アンコールでは、クリスマスも近いから特別にという事で自身のクリスマスソング「Fallin‘」を披露した後に、「最後は自分が一番最初に創った曲を歌って終わりたいと思います。」と語り「生きる」を披露しツアーファイナルは幕を閉じた。

そして、本公演の会場では2024年4月からスタートする<#CalmDaysTour2>の開催決定とツアースタートとなるKICK OFF LIVEが2024年4月7日に神奈川・横浜ランドマークホールで開催することを発表した。

2023年に18本のライブで巡ったツアーの第2弾で、全国を巡る各エリアの発表は後日解禁予定となっている。

撮影◎川崎龍也

<『ReN the Tour FUTURA』ツアーファイナル>セットリスト

2023年12月16日(金)東京・Zepp Shinjuku
1. HURRICANE
2. DREAM
3. Aurora
4. PASSION
5. Laid back
6. No No Lies
7. あーあ。
8. Umbrella
9. We'll be fine
10. 僕のミニ四駆
11. Rainbow
12. Higher
13. Running Forward
14. 新曲
15. Life Saver
16. Teenage Dreamers
17. Lights
EN1. Fallinʼ
EN2. 生きる

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