「ちゃむりん」recommend by ライブハウス姫路ベータ(兵庫)

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未来の音楽シーンを牽引するであろうアーティストや、絶大な人気を誇ることになるまだ見ぬミュージシャンは、全国にたくさんあふれている。

いまだ知られていないバンドやシンガーソングライターをはじめ、注目のアーティストを全国から集結させるべく、一番身近な立場でアーティストを応援し続けている全国のライヴハウスに「今、注目のアーティスト」を紹介してもらうこの企画、今回は兵庫県のライブハウス姫路ベータから「ちゃむりん」を紹介してもらった。

高校2年生の頃に音楽を始め、3年生でちゃむりんとして活動開始した彼女は、2022年にYouTuberのヒカルに取りあげられ、23年8月に楽曲「make」を配信。2024年1月には自身初のワンマンライヴ開催を控えている。



──ちゃむりんを選ばれた理由を教えてください。

ライブハウス姫路ベータ:いきなりバンドではなく弾き語りアーティストの紹介になるのですが、このコロナ禍でライブハウスに出演してくれる弾き語りアーティストがすごく増えてきていて、中でも彼女は地道な活動を経て1月にワンマンライブを行なってくれる程ファンを増やしてきたからです。

──ちゃむりんとの思い出はありますか?

ライブハウス姫路ベータ:彼女の弾き語りでのレコーディングやFAST TAKEのような映像作品にも携わらせてもらいました。

──今後、どのようなアーティストになっていくと思いますか?

ライブハウス姫路ベータ:等身大の彼女の思いが同世代の若者に響くのは勿論、年代が上の方にも愛されるアーティストになっていくと思います。

──お気に入りの楽曲はありますか?

ライブハウス姫路ベータ:「私はブラックコーヒーが飲めない」ですね。ブラックコーヒー好きの僕に喧嘩を売っています(笑)。

──ちゃむりんのライヴの魅力はどのようなところでしょうか。

ライブハウス姫路ベータ:歌っている中で自分の書いた曲に入り込んで感情移入してしまい泣きながら歌うことがあるんです。音楽は感情表現が大切だと思っているのでそこがいいですね。


  ◆   ◆   ◆

──今回、ライブハウス姫路ベータからオススメアーティストに選ばれた感想を教えてください。

ちゃむりん:オススメされるってうれしいですね。これを機会にひとりでも多くの方に知っていただけたらうれしいです。

──どんなアーティストですか?

ちゃむりん:兵庫県出身のシンガーソングライターです。普段はライブハウス、路上ライブ、野外イベントなどに出演しています。音楽のコンセプトは「自分を救うための歌」です。わたしの歌や、その姿が、誰かの道標になればうれしいなと思って音楽しています。

──自身の魅力を言葉にすると?

ちゃむりん:自然と口ずさみやすく、クセになるオリジナル曲です。曲の雰囲気に合わせて地声と裏声を使い分けたり、歌い方を変えたりして曲作りをしています

──ライヴで大切にしていることはどんなことですか?

ちゃむりん:素の自分になることです。自分自身と曲と向き合うことを大切にしています。でもお客さんも置いてけぼりにはしませんよ。

──姫路ベータとの思い出はあります?

ちゃむりん:姫路ベータさんとは2年前からお世話になっています。私が初めて出演したライブハウスです。まだ出会って短い期間ですが、ベータに出演するときはいつも家に帰ってきた感覚になるほどスタッフの皆さんがとても暖かいです。ほんとに1番お世話になっている大好きなライブハウスです。

──これからどんなアーティストになりたいですか?

ちゃむりん:誰かにオススメしてもらえるようなアーティストになりたいって今思いました(笑)。自慢してもらえるくらい大きなステージに立ち、その景色をみんなにも一緒に見てほしいです。来年2024年1月7日、姫路ベータで、新年一発目、初のワンマンライブをします。2024年からは今まで以上に音楽と向き合い、たくさんの方にちゃむりんの音楽を届けたいです。応援よろしくお願いします。

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──ライブハウス姫路ベータはどのようなライブハウスですか?

金丸誠志(ライブハウス姫路ベータ):社名のBetaにある通り開発途上のアーティストを応援サポートしていくライブハウスです。ローカルの小さな箱なので、色んなバンドと近い距離感で接することができます。

──働いていて楽しいと感じる瞬間は?

金丸誠志(ライブハウス姫路ベータ)バンドが変わっても昔から出演してくれている人と和気藹々としている時や、バイトの子達も含めて若い子たちに刺激をもらったりしている時ですね。



──これからどんなバンドに出てきてほしいですか?

金丸誠志(ライブハウス姫路ベータ):売れることを目指すのもそうなんですが、やっぱり楽しそうにバンドをやって欲しいですね。今の時代部屋で1人で完結してしまうのでステージに立つ楽しさをまず感じ表現して欲しいです。

──昨今のライヴハウスシーンをどのように見ていますか?

金丸誠志(ライブハウス姫路ベータ):バンドマンが減ってきてライブハウスは厳しいと言うのが世間の認識でしょうが、いつの時代になってもライブハウスがやっぱりいいと言う声はお客さんも含めていらっしゃるので、当事者の我々は悲観する事なく魅力を発信していけばいいのではないかと思います。

──あなたにとってライヴハウスを一言で表すと?

金丸誠志(ライブハウス姫路ベータ):お客さんやスタッフ、アーティストが近い距離感で過ごせるので家族の憩いの場所みたいな感じです。


▲金丸誠志(ライブハウス姫路ベータ ブッキング&音響担当)。学生時代に出来た箱でアルバイト時代を経て今ではブッキングと音響を担当し、気付けば人生の半分以上ライブハウスで過ごしています。いつの間にか1番上になってしまいました。

◆ちゃむりんオフィシャルサイト
◆ライブハウス姫路ベータ・オフィシャルサイト
◆YAMAHA Presents「全国のライヴハウスに訊いた “このアーティストを聴け”」まとめ
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