【ライブレポート】THE ALFEE結成50周年、日本武道館公演は100本到達「本当に感謝しかありません」

2023年に結成50周年を迎えたTHE ALFEEが12月23日および24日の2日間、日本武道館でライブ＜THE ALFEE 2023 Winter Genesis of New World Final 風の時代・冬＞を開催した。同公演のオフィシャルレポートをお届けしたい。

◆THE ALFEE 画像

2階席最上段までぎっしりと埋め尽くした10,000人の熱い声援を受けてステージに立った3人。12月23日は日本武道館公演100回目という記念すべき日だ。バンドとしては日本人初の快挙を成し遂げた。




「日本武道館は1983年から毎年やってきて、あれから40年。長く積み重ねてやっている集大成としてこの武道館、今日で100回目です。
こうやって100回できたのも皆さんのおかげです。僕らの曲を見つけてくれて、そして僕らのコンサートを選んでくれて、本当に感謝しかありません」──高見沢俊彦

名曲「星空のディスタンス」からシングル57作連続オリコンTOP10入りを果たした最新曲「鋼の騎士Q」を含め、12月23日および24日の2日間で合計35曲が披露された。また、「LONG WAY TO FREEDOM」では高見沢が宙を舞うサプライズ演出もあり、会場のファンが歓喜に包まれた。


さらに24日のアンコールでは谷村新司との共作「天使の伝言〜TASUKI〜」(作詞：谷村新司／作曲：高見沢俊彦)をTHE ALFEEとしてライブで初披露し、多くのファンに感動を与えた。

1983年8月24日、初めて日本武道館のステージに立ってから40年。公演数は12月24日現在で101本、バンドとしては首位の記録を引き続き更新中だ。コンサート総本数も2888本(12/24日時点)と、こちらもグループ最多公演記録を更新した。


THE ALFEEは2023年12月20日に結成50周年を記念してアルバム『SINGLE CONNECTION & AGR - Metal & Acoustic -』をリリース。精力的な1年を経て、2024年はデビュー50周年、ライブバンドとして誰も成し遂げていない記録への挑戦に突き進む。

撮影◎上飯坂一