【ライブレポート】上白石萌音、全国7ヵ所8公演の<『yattokosa』Tour 2023>完遂

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上白石萌音が11月3日の金沢・本多の森ホールを皮切りに12月24日の松山・松山市民会館まで全国7ヵ所8公演の<『yattokosa』Tour 2023>を開催した。同ツアーのオフィシャルレポートをお届けしたい。

◆上白石萌音 画像

3年連続で開催されている<『yattokosa』Tour>は応援していただいている方々のもとへ、日本全国津々浦々、全都道府県へ伺いたいという思いで名付けられたツアータイトルだ。そして開催された<『yattokosa』Tour 2023>は、石川・宮城・山口・熊本・愛媛と、ライブでは初めて訪れる県を含め、今年も全7ヵ所8公演を開催。クリスマスイブの12月24日、愛媛県・松山公演で最終日を迎えた。

女優としてドラマはもちろん、舞台や映画、ナレーションやMCなど活動の幅を広げている上白石萌音だが、歌手としても2017年のデビュー以降、様々な経験を重ねて歌唱力を鍛錬してきた。加えて、“シアターコーナー”など、上白石にしかできないセットリストで構成されたステージは、年々精緻を極めている。



ツアーの東京公演では、スペシャルゲストとして「ひかりのあと」を楽曲提供した角舘健悟(Yogee New Waves)、プライベートでも一緒に旅行に行くほど仲が良く、「きみに」を楽曲提供した藤原さくらが登場。それぞれ提供曲とゲストアーティストの楽曲が披露された。東京以外の全会場でも、その土地土地にまつわるスペシャルな日替わり曲が用意されるなど、各公演がスペシャルな思い出にできるようにという上白石自身のこだわりが反映された。

また、ツアー終盤となる12月23日の大阪公演と12月24日の松山公演では、現在放送中の読売テレビ・日本テレビ系3週連続SPドラマ『自転しながら公転する』主題歌にして新曲「Loop」も披露。「Loop」は悩みながらもひたむきに生きる主人公の姿に寄り添った楽曲であり、自身のことを「ぐるぐる悩んでしまう“ぐるぐる族”だ」と語った上白石。上白石も作詞に携わった同曲は、だからこそ繰り返す日々の愛おしさを描いたものだ。


コロナ禍を経て、初めて声出し可能な状況となった<『yattokosa』Tour 2023>。ライブの最後に、「ずっと一緒に歌いたかった」という全国高校サッカー選手権大会のテーマソングであり、森山直太朗提供楽曲「懐かしい未来」が観客と共に大合唱された。”やっとこさ”一緒に歌える日を迎えられた感慨深いツアーとなった。

撮影◎板橋淳一(11月25日[土]@東京国際フォーラム ホールA)

■<上白石萌音『yattokosa』Tour 2023>

11月03日(金/祝) 金沢・本多の森ホール
11月05日(日) 仙台・東京エレクトロンホール宮城
11月24日(金) 東京・国際フォーラム ホールA
11月25日(土) 東京・国際フォーラム ホールA
12月02日(土) 山口・KDDI維新ホール
12月03日(日) 熊本・熊本城ホール メインホール
12月23日(土) 大阪・フェニーチェ堺
12月24日(日) 松山・松山市民会館

■「Loop」

2023年12月14日(木)配信開始
https://lnk.to/Loop_sg
※読売テレビ・日本テレビ系3週連続SPドラマ『自転しながら公転する』主題歌



■3週連続スペシャルドラマ『自転しながら公転する』

放送局:読売テレビ・日本テレビ系全国ネット
放送日時:2023年12月14日(木)、21日(木)、28日(木)
※毎週木曜23:59~24:54(55分)

脚本:池田奈津子/映画『アキラとあきら』『君と世界が終わる日に』(NTV)
演出:淵上正人 /『夕暮れに、手をつなぐ』(TBS)、『世にも奇妙な物語』(フジ)
音楽:戸田有里子
主題歌:上白石萌音「Loop」(Polydor Records)
▼出演
松本穂香 藤原季節 長谷川慎(THE RAMPAGE) 小林涼子 野村麻純
神保悟志 鶴田真由

原作:山本文緒『自転しながら公転する』(新潮文庫刊)
チーフプロデューサー:中間利彦(ytv)
プロデューサー:矢部誠人(ytv) 水野綾子(共同テレビ)
企画協力:新潮社
制作協力:共同テレビ
制作著作:読売テレビ
公式HP:https://www.ytv.co.jp/jitenkouten/
公式X:@ytvdrama

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