ジェフ・ピルソン「最後にもう一度ドッケンのアルバムを作りたいと考える自分もいる」

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ドッケンのクラシック・ラインナップの一人で、現在はフォリナーのメンバーとして活躍するジェフ・ピルソン(B)は、実現させるのは難しいと承知しつつも、最後にもう一度、ドッケンのアルバムを制作したいと願う自分がいるそうだ。

『The Hook Rocks』ポッドキャストのインタビューで、将来、クラシック・ラインナップが再結成し、アルバムを制作したり公演を行う可能性はあると思うかと問われたピルソンは、こう答えた。

「ああ、僕はそれとはちょっと距離を置いてる。彼ら(ドン・ドッケンとジョージ・リンチ)が一緒に公演をやったのは知ってるけど、それ以上のことにはならないんじゃないかな。何らかの理由で。嫌な感情があるとかじゃないよ。ただ…、ドンは(ドッケンの)新作(『Heaven Comes Down』)を出して、それをプロモーションしたいんだと思う。それに、ドンは近いうちにリタイアしたいんじゃないかな。彼は70歳だからね」

「扉は開いているっていうのが、僕の姿勢だ。なぜなら、僕の一部は…、本当に正直なことを言うと、最後にちゃんとしたドッケンのアルバムを作りたいって考えているからだ。でも、実際には難しいってことは承知している。ドンはいま、ニュー・メキシコに住んでる。僕らが共作できるほど長く、そこに滞在できるとは思えない。僕の関心は、僕らが共作することにある。でも、何があるかなんて誰にもわからないけどね」

「ジョージ(・リンチ)も同じように考えていると思うよ。実現したら素晴らしいが、物理的に難しそうだ。実現できなくても、僕はガッカリはしない。でも、最後にアルバムを作りたいとは思ってる」「だから、(質問に対する)僕の答えは、僕はオープンでいるがあるとは思っていない、だ」

ピルソンが在籍するフォリナーは、昨年からフェアウェル・ツアーを開催中。現時点、ツアーの日程は11月初めまで告知されている。

Ako Suzuki
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