【ライブレポート】シドのAKi、誕生日公演をHAZUKIとLM.Cが祝福「今日が一番最高です!」

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シドの明希のソロプロジェクトAKiが自身の誕生日となる2月3日、Zepp Shinjuku (TOKYO)にて<AKi LIVE 2024「Birthday Bash!」>を開催した。

◆AKi 画像

同公演はAKiの2024年初ライブであり、一夜限りの特別編成によるバンドを従えたものだ。HAZUKIとLM.Cといった豪華ゲストバンドを迎えた同公演のオフィシャルレポートをお届けしたい。

▼HAZUKI


開演時間となり、トップバッターとして登場したのはHAZUKIだ。フロアを埋めるオーディエンスを凝視しながらゆっくりとステージに登場すると、「すげぇ集まったな!」とひと言告げ、「Ω」でライブをスタート。ド頭からフルテンションかつ攻撃的なHAZUKIのステージに応えてフロアの熱も急上昇していく。「みんなの声を聞かせてもらおうか?」と扇動し、オーディエンスの熱い掛け声で始まった「HEROIN(E)」はヘヴィなビートにヘドバンが波打ち、ファンの合唱が起きた「七夕乃雷 -Shichiseki no rai-」は全員が手を振り合わせて、会場が一体感に包まれた。

MCでは「自慢したいくらい楽しくやってます!」とソロプロジェクトについて話し、「AKiさんとソロ同士の対バンって初めてじゃないかな? めちゃくちゃ燃えております」と意気込みを語った。「CALIGULA」「霊蕾-laylay-」「ROMANCE」とバラエティ豊かな楽曲が続いた中盤戦。激しく艶っぽくエモーショナルにと、様々な表情を見せる変幻自在の歌声で魅了すると、「あとは暴れるだけ。頭振る準備は出来てますか?」と「C.O.M.A.」を投下し、ヘドバンや手拍子を合わせるオーディエンスにフロアが沸く。




さらに、「やっぱイベントだからさ、スペシャルなもの見たいよね?」と告げるHAZUKIの呼び込みで、AKiがステージに登場した。AKiがベースで参加し、オーディエンスの手拍子とコールで始まった曲は「AM I A LØSER?」だ。顔を向け合い歌とベースで会話するような姿に、仲良しぶりが見えたHAZUKIとAKi。楽しそうにステージを駆け回り、一人ひとりのメンバーと笑顔を交わしてプレイするAKiにバンドの熱量が上がる。

ラストは「みなさんが暴れるために存在する曲です!」と始まった「BABY, I HATE U.」だ。性急なビートとラウドなサウンドでフロアを掻き回すと、「まだまだ新人ですけど、これからもカッケェ曲作ってくんで、よろしくお願いします!」と挨拶して「DRACULA」へ。HAZUKIがギターをかき鳴らして真っ直ぐな歌を届けるとフロアから歌声が起き、温かい雰囲気でライブの幕を閉じた。

▼団長(NoGoD)

転換中はMCの団長(NoGoD)が登場し、AKiとHAZUKIを招いてのトークへ。

「ただカッコいいだけじゃない。底知れない音楽をやっているHAZUKIを呼びたかった」と、AKiがHAZUKIを呼んだ理由を明かすと、嬉しそうな笑顔を見せてAKiの肩を抱くHAZUKI。こんなシーンが見られるのも、このイベントの楽しみのひとつだ。

▼LM.C


続いての登場はLM.C。SEと拍手に迎えられて楽器隊がステージに姿を現すと、そのSEにAiji (G)がギターを重ね、maya (Vo)が「In Future, New Sensation.」の語りを乗せながら登場した。“♪誕生日 さぁ始めよう”と歌詞を変えて歌ったイントロダクション的な曲から挨拶を挟み、「誕生日!」「おめでとう!!」のコール&レスポンスを煽って「Chameleon Dance」から本格的にライブがスタート。ダンサブルなビートにオーディエンスが自然と体を揺らす。軽やかにステップを踏んでアグレッシブなパフォーマンスを見せるmayaのリードに会場中がジャンプを合わせるなど、ハッピーな空気が会場を包んだ。

「No Emotion」「Virtual Quest」と続き、強烈な個性がぶつかり合って生まれるLM.Cの世界観にオーディエンスが酔いしれる。mayaのヴォーカルは圧倒的存在感を放ち、Aijiのギターは切れ味が鋭い。アッパーな「@FUNNY PHANTOM@」で再び会場中を踊らせ、Aijiのギターソロがフロアの熱をさらに上げる。「すげぇ熱い! すげぇ楽しい!」とmayaが興奮気味に告げたMCでは、「主役にアゲて渡すだけ。でも、まだ全然渡せない!」と話し、「信じられない空気を作るから。それが一番の誕生日プレゼントだと思うんで」と宣言した。





続いて、「じゃあ、主役呼んじゃおうかな。本日の主役は誰?」とオーディエンスに問いかけ、「AKi~~~!」の叫び声でAKi本人が登場した。「ヴィジュアル系っぽい曲やるんで、よろしく!」と始まったセッション曲は「OH MY JULIET.」。ツインベースで重量感の増したサウンドに、mayaの伸びやかな歌声が響き渡る。AKiはAijiと顔を見合わせて息の合ったプレイをみせると、楽器隊と共にコーラスを合わせて、楽しそうに笑顔を浮かべた。サビ部分ではオーディエンスのシンガロングが起きて会場がひとつになり、再び「誕生日!」「おめでとう!!」のコール&レスポンスに送られてAKiがステージを去った。

「大切な日にやりたいなと思ってる曲です」と、気持ちをたっぷり込めた歌と演奏で聴かせた「DREAMscape」から「Elephant in the Room」へ続いた後半戦。「The BUDDHA」に会場中が歌声を合わせ、ラストは「どんなミュージシャンにも通ずる志!」とmayaが叫び、「PUNKY ❤ HEART」を投下した。沸き立つフロアを見据え、mayaとAijiが並んでセンターに立つ堂々とした姿に「俺たちがLM.Cだ!」という誇りを感じた。

▼AKi


大トリで登場したのは、この日の主役であるAKi。SEが鳴り、この日限りの特別編成によるバンドメンバー、ドラムのShinya(DIR EN GREY)、ギターのHIROTO(アリス九號.)と咲人(NIGHTMARE)がステージに登場するとフロアから大きな歓声が上がった。メンバーに続いて姿を現したAKiをさらなる大歓声が迎えると、手を挙げてオーディエンスに応え、センターに立ってベースを背負ったAKi。ミラーボールの眩い光が会場を彩り、咲人のギターイントロで1曲目「共犯」でライブがスタートする。

全体のグルーヴはもちろんちょっとしたフレーズまで、ライブで聴き慣れた曲ながら、バンドメンバーが違うとこんなに印象が変わり、こんなに新鮮に聴こえるんだと感心しながら歌と演奏に見惚れる。続く「STORY」へ。Shinyaの力強くも繊細でしなやかなドラムとAKiの正確かつ重厚なベースが生み出す強靭なビート、HIROTOのエネルギッシュなギターと咲人の熱くエッジィなギターのアンサンブル。そして、このスペシャルなメンバーの演奏に引き立つ、AKiのパワフルな歌声。間奏部分ではAKiとギター2人がセンターに並び、テクニカルかつ息の合ったツインリードで魅了するなど、見どころ満載の特別編成によるAKiバンドの歌と演奏にフロアが大きな盛り上がりを見せる。


MCでは、「最高のプレゼントをHAZUKIとLM.Cからもらっちゃいました。そして、最高のプレゼントをこのフロアからももらいたいんだけど。気持ち、持って来てる? 拳、持って来てる? 声も持って来てる?」と問いかけ、大きな歓声が上がるフロア。「めちゃめちゃ幸せですよ! 全員同じ音楽を感じて、最高のライブを作りませんか?」と告げ、始まった曲は「FAIRY DUST」。オーディエンスが手拍子を合わせて楽曲が始まると、心地よい音に心を委ねて気持ち良さそうに体を揺らすフロアに「飛べ、新宿!」とAKiが煽り、会場中がジャンプを合わせる。ディープな世界観を描く「ジウ」でオーディエンスの心を引き込んだAKiが笑顔で感想を語った。

「こんな幸せでいいんですかね?ってくらい幸せです。紛れもなく、今日が一番最高です!」──AKi

HIROTOと咲人がアコギに持ち替えて披露した「SCREAM」「Wait for You」としっかり聴かせる曲が続いた中盤戦。続くMCではバンドメンバーにマイクを回すと、それぞれが感想を述べる。




「横からアッキー(AKi)の幸せオーラがビシバシ伝わってくるんですよ」──HIROTO
「今年、一番楽しい」──Shinya
「めちゃくちゃ楽しい。誘ってくれて、めちゃくちゃ嬉しかったですよ」──咲人

4人の激しいプレイがせめぎ合い、強烈な熱を生み出した「Salvation」で始まった後半戦。パワフルな演奏にAKiのハイトーンが映える「OVERRUN」、会場中がタオル回しを合わせた「狂奏夏」と続き、強烈な熱気を放つフロアに「ありったけの気持ちとありったけの拳と声に感謝します!」とAKiが叫んだ。

残る力を振り絞るようなオーディエンスの大合唱で始まった本編ラストは「The Inside War」だ。渾身の歌と演奏、パフォーマンスで魅せるAKiバンドに、熱い気持ちと拳と掛け声で応えるオーディエンス。互いに全てを出し切って、最高潮の盛り上がりを見せる中、一夜限りのスペシャルなステージが幕を閉じた。そして、鳴り止まないアンコールに、再びステージに登場したAKi。


「これからスペシャルセッションをやるんですけど、僕のルーツの曲を1曲選ばせてもらいました。僕が勇気と情熱をもらった、大好きなアーティストの曲を最高のメンバーと演ってみたいと思います」──AKi

こう説明して、まずはAKiバンドの3人を呼び込む。続いて「スペシャルゲストを呼んでいいですか?」と、HAZUKI、LM.Cを呼び込む段取りだったが…。咲人の弾く「Happy Birthday」の伴奏にオーディエンスの大合唱が起き、サプライズでAKiのお誕生日祝いが始まる。HAZUKIとLM.Cと団長がバースデーケーキと花束をステージに運び込むと、「花束、狂い咲いてますね! ありがとうございます!!」とAKiが照れくさそうに喜びを語った。「お誕生日おめでとう!」と、みんなから改めてお祝いの言葉が送られると、いよいよスペシャルセッションが始まる。


「かかって来い!」とAKiがオーディエンスを煽り、AKiとAKiバンドにHAZUKI、LM.C、そして団長によるスペシャルセッションで披露された曲は、AKiのルーツであり、この日出演した全ての人が多大な影響を受けているLUNA SEAの「TONIGHT」。HAZUKI、maya、AKi、そして団長の4人がヴォーカルを取り、AKiバンド+Aijiという豪華メンバーの歌と演奏に、出演者もオーディエンスも大盛り上がり。ブレイクしてもなお興奮さめやらぬ会場に「もう一発行けるか!?」とAKiが叫ぶと、再び「TONIGHT」の演奏が始まり、全員がぐちゃぐちゃに入り交じるカオス状態の中、お祭り騒ぎでライブは終演した。出演者にとってもオーディエンスにとっても、忘れられないスペシャルな一夜となったはずだ。

終演後、ステージに一人残ったAKiは、「言うことないけど、一個だけ。夏、ツアーやります。よろしく!」と告げ、大歓声を浴びながら名残惜しそうにステージを去った。<AKi Tour 2024>は6月より全国5ヵ所で開催される。

取材・文◎フジジュン
撮影◎上原 俊/hy

■<AKi LIVE 2024「Birthday Bash!」>2月3日(土)@Zepp Shinjuku (TOKYO) SET LIST

【HAZUKI】
01. Ω
02. HEROIN(E)
03. 七夕乃雷 -Shichiseki no rai-
04. CALIGULA
05. 霊蕾-lay lay-
06. ROMANCE
07. C.O.M.A.
08. AM I A LØSER? w/ AKi
09. BABY, I HATE U.
10. DRACULA
【LM.C】
01. In Future, New Sensation.
02. Chameleon Dance
03. No Emotion
04. Virtual Quest
05. @FUNNY PHANTOM@
06. OH MY JULIET. w/ AKi
07. DREAMscape
08. Elephant in the Room
09. The BUDDHA
10. PUNKY ♥ HEART
【AKi】
01. 共犯
02. STORY
03. FAIRY DUST
04. ジウ
05. SCREAM
06. Wait for You
07. Salvation
08. OVERRUN
09. 狂奏夏
10. The Inside War
【encore session】
en1. TONIGHT ※LUNA SEAカバー

■<AKi Tour 2024>

6月15日(土) 神奈川・Thunder Snake ATSUGI
7月06日(土) 愛知・名古屋ell. FITS ALL
7月07日(日) 大阪・OSAKA MUSE
7月13日(土) 埼玉・HEAVEN’S ROCKさいたま新都心VJ-3
7月27日(土) 東京・渋谷WWW
▼バンドメンバー
Guitar:HIROTO (アリス九號.)
Guitar:加藤貴之
Drums:影丸 (-真天地開闢集団-ジグザグ)
※チケット詳細は後日改めて

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