Shou(アリス九號.)ソロプロジェクト「Verde/」、トークセッション第二弾にRUKA(NIGHTMARE)登場

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Alice Nine.(アリス九號.)のボーカリスト・Shouのソロプロジェクト「Verde/」が、自身のYouTubeチャンネルにて『SPECIAL TALK SESSION』第二弾を公開する。今回ゲストとして出演したのは、NIGHTMAREのRUKA(Dr)。本記事ではその貴重なトークをチラ見せ。BARKS独占でアフタートークもお届けしよう。

◆『SPECIAL TALK SESSION』

1stシングル「Wanderer/」に続いて、2ndシングル「Hope/」を2月14日にリリースしたVerde/(=アリス九號. Shouのソロプロジェクト)。『SPECIAL TALK SESSION』はバンド活動凍結からひとり歩み始めたShouが、自分のセンスに刺激を与えてきたクリエイターを招いてトークセッションを行っていくコンテンツとなっている。映像の撮影、編集は、映像ディレクターとしても活動しているギタリストの虎(アリス九號.)が担当。[ kei ]をゲストに迎えた第一弾に続いて、第二弾はNIGHTMAREのRUKA(Dr)が登場。20年前から交流があったという二人がこうして対談を行うのは今回が初。



そんな贅沢な企画にBARKSが潜入取材。「お互いをどう呼び合っているのか」「身長はどちらが高いのか」「そもそも接点がまったく想像できないこの二人が、過去にどうやって出会ったのか」など、互いのファンが気になる話題はもちろん、バンド活動を凍結中のShouに対して、NIGHTMAREとして活動休止から復活を遂げた立場からRUKAがメッセージを送る場面も。アリス九號.とNIGHTMAREの対バンは叶わなかったが、二人はこの先トーク以外にセッションを重ねることはあるのかなど、ここでしか聞けない貴重なトークがたっぷりと収録されている。本編はYouTubeで公開される予定だが、ここでは一部を抜粋して特別に先行公開しよう。

   ◆   ◆   ◆


Shou:僕はRUKAさんの家に遊びに行ったときにHawaiian6とかを聴かせてもらって。メロコア、パンク……メロディとビートのパワーを教えていただいた気がしたんです。ジャンルを超える力、というか。RUKAさん自身ジャンルレスで、BiSHとコラボレーション(「IDOL is SHiT」を楽曲提供し、対バンも行っている)されていたり、ジャンルにとらわれていなくて。The LEGENDARY SIX NINE(=現LSN / RUKAのソロプロジェクト)ではHAKUEIさん、TWIGYさんとタッグを組んだりもされていて。それがめちゃくちゃカッコよかったんですよね。僕の1st「Wanderer/」は、RUKAさんとの出会いがなかったらできていなかったと思うんです。

RUKA:へぇ〜!

Shou:ちょっとグランジっぽくて僕がラップもしているんですけど、ミュージックビデオではちょっとワルぶってるところもあって。そういったところはRUKAさんの影響ですね。

RUKA:観てみるよ。ところで、Shouさんってファンにはどう観られてるの?

Shou:ちょっとおっとりしてて、ちょっと変!? 僕はRUKAさんをはじめ、かっこいい人が好きで、かっこいい人に憧れが強いので、「かっこよくありたい」というところが“王子様感”を出しているのかなと。

RUKA:俺、Shouさん=「面白い人」っていうイメージなのね。

Shou:おっ、嬉しい!

RUKA:出会ったときから「おもろい人」という印象なの。ギャグ漫画もすごい好きだし。

Shou:はい。そうですね。

RUKA:そういうおもろい自分も一つの自分じゃないですか。ステージでカッコつけてる自分も自分でしょ? その葛藤はないの?

   ◆   ◆   ◆



続きが気になる方は、ぜひYouTubeをチェックしてみてほしい。そしてここから、二人のアフタートークをBARKS独占で特別にお届けする。番組を撮影していた虎も、途中参加している。

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[AFTER TALK interview]

──まずはお疲れ様でした。番組収録を終えてみて、どうでしたか?

RUKA:すげぇかしこまってましたね(笑)。

Shou:(爆笑)

RUKA:もしかしたら本来はこうなのかもしれないけど、俺の記憶でShouさんはこんなんじゃなかったんで。

──そうなんですか? もっとやんちゃだったとか?

RUKA:めちゃくちゃ子供だった。ただ、「育ちはよさそうだな」っていうのは最初に会った頃、思ってたんです。けど、家の鍵をかけないで出てくるんすよ! 

Shou:そうそう(笑)。

RUKA:田舎とかなら、鍵かけないで遊びに行ったりするじゃないですか。「東京のど真ん中でそれやる奴がいるんだ」って。そこで「あー。品良くみえてたけど、そんなに育ちはよくねぇんだな」と(笑)。それが最初は衝撃だった。

Shou:鍵かけずに友達の家とか遊びに行ってたんで。

RUKA:それが分かって「なんだ、オモロい奴だな」と思って。だから、いまの出来上がってからのShouさんしか知らない人にはまず想像がつかないだろうね。虎とかもずっとその当時から知ってる訳だから、俺と同じイメージだと思うんですよ。

虎:そうですね。

RUKA:虎さぁ、Shouさんはどこかで人格が変わったよね?

虎:落ち着いたな、というのはあります。

RUKA:そうだよね。

虎:明るくはなった気がしますね。

──ではShouさんから見て、RUKAさんは当時と変わらない印象ですか?

Shou:そうです。初対面のとき、お宅に伺ったらお風呂に入られていたんですけど(笑)。そのときから変わらないです。舎弟みたいな感じではないんですよ。大好きな先輩だからこっちはへりくだって接するんですけど、RUKAさんは「〇〇買ってこいよ」みたいな感じではないんです。

RUKA:だから、イメージわかないかもしれないけど、普通の友達です。

Shou:僕はそれが嬉しかったんです。

──なるほど。Shouさんは番組の収録を終えてみて、いかがですか?

Shou:ここでは語り尽くせないぐらい、RUKAさんからめちゃくちゃ影響を受けてるんですよ。昔から「回りくどいことやってんじゃねぇよ」という方だったんですよね。本質的なことを重んじる方で、思考とか行動にあまり無駄がないんです。そういったところに対して憧れがありました。あと、ファッションセンスが素晴らしくて、ヴィジュアル系では新しいと思っていました。

──そこは、第1回目のゲストである[ kei ]さんとも共通しているところですね。

Shou:そうですね。でも[ kei ]ちゃんは「これがいいってなったらこれ」っていう感じですけど、RUKAさんはもう少し“社長目線”というか。経営者的なところを僕は感じるんですよね。そういったところにもすごく影響を受けました。ところで、僕はThe LEGENDARY SIX NINEの「怪」が大好きなんですが、あの歌詞はどんなテーマで書いたんですか?

RUKA:歌詞って必要なのかなって。

Shou:ですよね。昔からデモテープだと全然違う歌詞を入れていたから。

RUKA:そうだね。デモの仮歌は。

──Shouさん、RUKAさんのデモテープまで聴いたことがあったとは驚きです。そういところが、2人の友達のようなフランクな関係性を表している気がしますね。

Shou:だから、そういった仮歌にしても「怪」にしても、みんなが常識だと思っていることに対して「歌詞って本当に意味があるのかな」と疑う。そこが、RUKAさんは本質的なんですよ。そういったところはとても勉強になります。そこまで思い切る度胸は僕にはないけど。

RUKA:でも、それができるのがソロのいいところじゃないですか。

──ああー。たしかにそうですね。

RUKA:メンバーに迷惑をかけずにできるんだから。LSNでやった後ろ向き(バックショットオンリー)のアー写も、ソロだったからできた。バンドであれをやるのは違うからね。

Shou:RUKAさんはそういったところで根が優しいんですよ。バンドのこともファンのこともちゃんと考えてるんですよ。

RUKA:いやいやいや(笑)。

──ShouさんはRUKAさんにご飯を奢ってもらったりしてたんですか?

Shou:はい。

RUKA:昔、ラーメン食いにいったのは憶えてるな。美味しいラーメン屋があったんですよ。

Shou:でも、「the WORLD」が出てからはRUKAさんも変わりましたけどね(笑)。後輩目線で言わせてもらうと、それを見て「夢があるなぁ」と思ってました。

RUKA:一緒だよ〜(笑)。俺は貯金を持たない主義だったの。ずっと。そりゃあそうなるよ。

Shou:宵越しの金は持たない、と。勉強になります。

RUKA:Shouさんはダメだよ。猫ちゃん(=Shouが飼っているペットの“ししゃも”のこと)育てなきゃいけないんだから。

Shou :はい(笑)。

──お二人とも、収録中からいまもですけど、お話ししているときは笑顔だから、可愛いらしいというか。

RUKA:おじさん2人つかまえて可愛いとか(笑)! でも出会った頃から考えると大人になった。

Shou:なにも分からなかった小僧でしたからね。お忙しとは思うんですが、またご飯に連れてってください!

取材・文◎東條祥恵

リリース情報


2nd Single「Hope/」
各種配信サービスにて2024.2.14より配信開始

ライブ情報

<SHIN × Verde/ 2MAN TOUR「双龍 -Twin Dragons-」>
2024/5/11(土)名古屋E.L.L.
2024/5/12(日)梅田TRAD
2024/5/18(土)恵比寿LIQUIDROOM

チケット:【スタンディング】¥6,000(税込/ドリンク代別途必要)
一般発売日:3月30日(土)AM10:00

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