【インタビュー】マジカル・パンチライン、結成から8年間の思い出をTimeTree「公開カレンダー」で振り返る

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──益田さんの話に戻りますけど、益田さんが印象的な日として挙げているのが、2023年7月16日<SPARK 2023>(外部サイト)ということですけど、これはどんな思い出が?

益田:もう何回も話しているんですけど、空来ちゃんと歩いたんです、山中湖を。

沖口:山中湖で<SPARK 2023>というイベントがあって、空来がすごく尊敬しているTask have Funさんと一緒になったんですよ。ただ、マジパンとは出番が離れていたんで「ライブは観られないね」って言いながら、メンバーでほうとう屋さんにご飯を食べにいったんです、山梨まで来たんで(笑)。食べてたら空来が「やっぱり、Taskさんのライブが観たい!」って言い出して。車で会場からけっこう離れたところまで来ていたんですけど、「今から行けば間に合うよね」みたいな話を始めて。それで空来が「私と珠ちゃんはほうとうを食べたらTaskさんのライブを観に行ってきます」って。しかも、歩いて戻って行っちゃったんですよ。メンバーで位置情報を共有していたので、私と悠華は、「あのふたり、今はどこにいるかな」って定期的に確認してたんですけど……。

吉澤:「間に合うかな」なんて言いながら(笑)。

沖口:Taskさんのライブの15分くらい前になっても、まだ会場まで1/3くらいのところにいて(笑)。

宇佐美:山中湖をはさんでほぼ反対側みたいな位置だったんですよ、ほうとう屋さんが。車で20分くらいだったんで、歩けば40分だろうと思って。でもけっこう遠かったよね?

益田:遠かった!

宇佐美:「でも、この早歩きで行けばギリ間に合うよね」なんて言って歩いていたんですけど、進んでいくうちに全然間に合わないことに気づいて(笑)。

益田:もう歩き出しちゃったら戻れないんですよ。

宇佐美:ほうとう屋さんに戻るには、もうずいぶん歩いちゃったし、タクシーも来ないし。途中で自転車が借りられるところがあったんですけど、人がいなくて。

益田:違うよ、自転車がなかったんだよ。

宇佐美:借りられるって書いてあったけど、自転車がなかったんだ。

益田:船にも乗ろうとしたよね。

宇佐美:あ、そうだ! ボートにも乗ろうと思ったんですけど、それもダメで。

益田:ようやく会場に着きそうだって時に、悠華ちゃんたちの車が動き出して。私たちがやっと会場についた時には、みんなはホテルに戻ってました(笑)。

沖口:Taskさんのライブの時には、会場までまだ半分くらいしか来てなくて、悠華とそれを見て大爆笑(笑)。

吉澤:「もうムリじゃん!」って(笑)。

沖口:マネージャーさんが、「食べ終わってから車で送っていった方が早かった」って(笑)。

宇佐美:で、結局は観れませんでした(笑)。


──さらに益田さんは2023年6月17日「沖縄バスツアー」(外部サイト)も思い出の1日に挙げています。

益田:初めて沖縄に行ったんです。「ブルーシール」ってアイスが有名じゃないですか。ずっと食べたかったんですよ。

吉澤:恵比寿にあるよ。

益田:そうなんですよ、東京でも普通に食べられちゃうって知らなかったんです(笑)。

沖口:でも、本場で食べるのとはきっと違うよ(笑)。

益田:そうですよね。本場の空気を感じながらアイスを食べたかったんです!(笑) あと、海でスマホ落としたよね?

吉澤:海に行ったんですけど、水着を持ってなかったんで、裸足になって浅いところで遊んでたんです。そうしたら、空来ちゃんが、後ろに倒れそうになって。“やばい!着替え持ってない! 助けなきゃ!”と思って慌てて支えたら、同時にスマホを海に投げちゃって(笑)。慌てて拾ったんですけど、やっぱり海水が中に入ってしまって、しばらくは乾かさないとならなくて。“沖縄まで来てこれはヤバいぞ”ってすごく焦りました(笑)。結局、画像とかデータも大丈夫だったんですけどね。

宇佐美:スマホよりも大事にしてくれてありがとう(笑)。

沖口:その様子がちゃんと私たちのYouTube「【Vlog】沖縄遠征の裏側に密着してみた(後編)」で映っているのでぜひ観てください(笑)。

──続いて山本さんは、2021年5月2日<LiVE PARK 2021ここから始まる私たちの物語〜キラハピ〜>(外部サイト)を挙げています。これは新体制となったマジパンの初ライブですよね?

山本:そうです。それまでホワイトデーのイベントはやったんですけど、ちゃんとファンの方の前で歌って踊るのが、お披露目イベント以来だったんです。やっぱりアイドルって歌って踊ってからが始まりじゃないですか。加入が発表されてからこの日のライブまで3カ月くらいリハーサルをやってきたので、個人的にはちゃんと踊れてないとダメだし、歌えてないとダメだと思い込んでしまっていて。だから余計に緊張しながらステージに立ちました。

──初めてファンのみなさんの前で歌って踊った感想は?

山本:正直な感想は、10曲ちょっとを歌って踊るってきつすぎるなって思いました(笑)。ほんとにしんどかったんですよ。でも、そのしんどさよりも、ファンの方の顔を見たらすごい笑顔で笑ってくださったりして、“アイドルしてるんだ、私”ってすごく実感が湧いてきました。すごいしんどいかもしれないけど、これから5人でライブをやっていくんだなって実感できて、すごく印象に残るライブになりました。


──この日はマジパンにとってものすごく重要な日でしたよね?

吉澤:私は今の体制になってから、衣装のデザインを担当するようになったんです。5月2日は、初めて私がデザインした衣装をファンのみなさんにお披露目した日でもあるんですよ。色を全員統一して今までとはガラッと雰囲気を変えたんです。だからファンのみなさんがどういう反応をするか、すごくワクワクと不安ドキドキみたいな感じでした。それに、珠ちゃんと空来ちゃんは、アイドルが初めてだったので、初めての衣装になるんですよね。だから思い出深い衣装になったらいいなと。そんなこともあって、ライブの日はすごく緊張してたんですけど、ありがたいことに大好評でした(笑)。なので、5月2日が、私の衣装デザイナーとしての誕生日です。

宇佐美:私は、それまでの人生で最高に緊張しました。登場のSEがかかった瞬間に泣いちゃって。

山本:泣いてたね。

宇佐美:もうステージに出ないといけないのに、涙が止まらなくなっちゃって。涙は止まらないし、歌い出しを任せていただいていたので、それにも緊張してたし、歌も……そのちょっと前にウクレレでみんなで歌ったことはあったんですけど。

沖口:ホワイトデーのイベントの時に、空来ちゃんはウクレレが特技なので、ウクレレの伴奏で「Melty Kiss」を踊らずに歌唱するっていう機会があったんです。

宇佐美:でも歌って踊るのは初めてで。それまでウクレレシンガーとしてステージに立っていたんですけど、やっぱり5人で立つとなると、何か別の緊張があるんです。みんなに初めて観てもらう自分は、どう思われるのかなっていう不安もありましたし。だから5月2日は緊張の1日でした(笑)。

益田:私も終わった瞬間に泣きそうになって。花奈ちゃんも泣いてたよね?

山本:泣いたのかな?

益田:さっき話に出た怖いスタッフさんが、「3人でリハすることも多かったけど、よく頑張ったな」って言ってくれて。

山本:言われたっけ?

沖口:言われてたよ(笑)。

益田:そう言われて花奈ちゃんと空来ちゃんがめっちゃ号泣してるのを見て、一緒に頑張ってきてよかったなって思いました。私も泣いたかどうかはちょっとわかんないです(笑)。

──本当のところは泣いちゃいましたか?

益田:たぶん泣きました(笑)。上京してきて、学校も通信だったから友達も東京にはいないし、最初は本当にしんどくて。アイドルをやるってことだけでも大変だったのに、友達もいないからけっこう抱え込んでいたんだと思うんです。その時に自分の支えになっていたのがメンバーだったので、一緒に頑張ってきた仲間とステージに立てて良かったです。

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