スピッツ、ライブでもドキュメンタリーでもない『劇場版 優しいスピッツ a secret session in Obihiro』を映像作品化リリース

スピッツが6月19日、Blu-ray & DVD『劇場版 優しいスピッツ a secret session in Obihiro』 をリリースすることが発表となった。

◆スピッツ 画像

「優しいあの子」が主題歌となった連続テレビ小説『なつぞら』の舞台であり、スピッツがかねてより想いを馳せていた北海道・帯広。その帯広にある国指定重要文化財・旧双葉幼稚園園舎(大正11年建築)にて、WOWOW特別番組のためのシークレットセッションを敢行したのは2021年10月のことだ。

北海道の雄大な空気感、歴史的建造物に差し込む自然の光。ノスタルジックな雰囲気に包まれながら音楽へストイックに向き合うスピッツの姿が松居大悟監督によって切り取られた特番に、アフタートークとメイキングを加えて劇場公開された作品が『劇場版 優しいスピッツ a secret session in Obihiro』だ。スピッツの全国ツアー＜SPITZ JAMBOREE TOUR ’23-’24 “HIMITSU STUDIO”＞と並走するように2023年6月より全国各地で公開された。

今回、映像商品化にあたり、WOWOWで放送されたメイキング番組『優しいスピッツ a secret session in Obihiro 撮影記録』併録。劇中のセッション音源全15曲収録CD、未発表写真を含む貴重なフォトブック、さらには旧双葉幼稚園園舎を忠実に再現したペーパークラフトも付属したスペシャルパッケージが、UNIVERSAL MUSIC STORE限定にて本日4月3日より4月25日までの完全予約販売となる。

以下に松居大悟監督のコメントをお届けしたい。

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「もちろんライブ映像もいいに決まっているけれど、自分に話をいただいた時点で、そうではなくスピッツを映画としてどう描くか、を考えていました。
リハーサルに伺って衝撃を受けたのは、スピッツの音楽は魔法の箱のように生まれてるのではなく、スタジオで声を掛け合ってバンドとして生まれていること。当たり前だけれど当たり前なんかじゃなくて、曲がより鮮やかに感じたんです。
そんなふうに、スピッツの一員のような目線で伝えられたらと。そしてなにより、いちファンということを忘れる心構えとして、セットリスト(良すぎる)という台本の元に、演奏という芝居を撮る、画角はシネマスコープで挑みました。
各地の映画館で舞台挨拶した際にも「パッケージにしてほしい」という声が多かったので、今回実現して良かったです。
何度見ても、少し戻ったり止まったりしても色んな味わいがあると思うので、『優しいスピッツ』ぜひおうちにどうぞ」
──松居大悟監督

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