GENIC、3rdアルバム『N_G』ライブツアー完走。秋には自身最大規模の全国ツアー開催決定

GENICが、オリコンデイリー1位を獲得した3枚目のアルバム『N_G』を引っ提げ全国5都市5公演を回ったツアー＜GENIC LIVE TOUR 2024 N_G＞のファイナルを4月7日に豊洲PITにて迎えた。

◆ライブ写真

2023年4⽉29⽇にLINE CUBE SHIBUYAで⾏ったライブから約1年ぶりとなる本ツアーでは、約1万人を動員。

ライブはアルバム『N_G』のリード曲「I’ll Be There」からスタート。続けて雨宮翔のセルフプロデュース楽曲「Hallelujah」では、オレンジの照明を背景に妖艶な雰囲気でキレキレのダンスを見せる。続けて西澤呈・小池竜暉作詞作曲の「Flavor」で力強いパフォーマンスを見せ会場のボルテージは一気に上がった。


そして事務所の先輩、Da-iCEの工藤大輝と共作した「TALK」、「Shaky Shkay」と続き、MCでは一人ずつ自己紹介し「ソールドアウト本当にありがとう、嬉しいです」と感謝を伝えた。

金谷鞠杏の「皆さんに寄り添える楽曲です」という曲フリで始まった「サヨナラの理由」。続く増子敦貴のセルフプロデュース楽曲「恋愛」のイントロが始まり増子が紙吹雪を吹きかける演出に会場からは歓声が上がり、男女の掛け合いやダンスパフォーマンスにまるで一つのストーリーを見ているかのような演出に一気に引き込まれた。


宇井優良梨セルフプロデュース楽曲「きみといた」では歌詞に沿った表情や演出で“別れ”という切なさもありながらどこかあたたかみを感じさせる。さらに金谷セルフプロデュース楽曲「Checkmate」、西澤セルフプロデュース楽曲「GradatioN」のクールなダンスナンバーで、色っぽく大人な一面でも魅了した。

そして一気に雰囲気は変わり、西本茉生セルフプロデュース楽曲「Chill out!!」ではファンも一緒になって体を揺らして盛り上がる。続けて「We Gotta Move」、「Supersonic」で更に会場の盛り上がりは最高潮に。


ここで「好きです 気付いてる？」と小池の透き通った歌声から始まった、小池セルフプロデュース楽曲「ラストシーン」で情感たっぷりの歌声を聴かせ、観客の耳と心を鷲掴みにしていった。

西本の「まだまだいけるよな？」という合図で本編最後の楽曲「New Game!!」ではパワフルなダンスパフォーマンス。まさに“New GENIC”を魅せた。アンコールではツアーTシャツに着替えたメンバーがステージに登場し、各メンバーのプロデュース楽曲のタイトルが歌詞に入れこまれた「Never Gonna sttop」でタオルを振り回し、会場が一体となった。

そのまま西澤作詞作曲「まわりみち」を披露し、MCへ。そこで西本から「ファイナル寂しいですね。そんな皆さんにサプライズがあります！」と後ろのスクリーンに映像が映し出され、9月からの自身最大規模となる全国ツアーの開催が発表された。


メンバーはそれぞれ、小池「僕たちが活動できていることに感謝を込めて、皆さんに音楽を今日届けたつもりです。皆さん受け取ってくれましたか？　皆さんがいてくれてのGENICです」、金谷「末永く色んな景色を一緒に見ていきましょう」、増子「東京ドーム連れていきます！」とファンへメッセージを贈った。

そして西本が「GENICをここまで連れてきてくれてありがとう、この先GENICが見る景色の中にあなたの顔が見たいです」と伝え、そんなGENICの願い事を込めた「Negai_Goto」をラストに披露しファイナルを締めくくった。

GENICは本当に必要なのか？　新しいGENICで魅せられるのか︖──“No GENIC,New GENIC「N_G」”をテーマに掲げた今回のツアーで、見事に7つの才能を魅せつけた、GENIC。今後の活躍に益々期待したい。

写真◎川島伸一