秋山黄色、対バンツアー<BUG SESSION>ファイナルで“秋山黄色 vs 秋山黄色”
秋山黄色が主催する<秋山黄色presents「BUG SESSION」>が本日4月12日、Zepp Haneda(TOKYO)にてファイナルを迎えた。
◆ライブ写真
<秋山黄色presents「BUG SESSION」>は、4月4日にはZepp Osaka Baysideにて緑黄色社会、4月5日にはZepp NagoyaにてPEOPLE1を迎えて開催された。最終日である本日はZepp Haneda(TOKYO)にて、“秋山黄色(ソロ)vs 秋山黄色(バンド)”という異色のライブが行われた。
ド派手なSEと共にステージ全面に貼られた紗幕に映し出された“秋山黄色”の四文字。のっけから轟音の渦が生み出される「やさぐれカイド―」を響かせる。嘘のない言葉を、圧倒的な熱量と疾走感のあるビートにのせ、冒頭から駆け抜けていく。
「今日は秋山黄色って人間が秋山黄色をぶっ倒すっていうね。負ける気ないのですが」観客席からは割れんばかりの拍手と歓声が上がる。
秋山黄色が持つ繊細さと痛み、そして塊のような熱量が観客へ伝播していく。中盤に披露した「SCRAP BOOO」では心情を包み隠さず吐露するようなポエトリーと鋭いギターが絡んでいく。昨年12月に配信リリースした楽曲だが、ライブを重ねるごとに言葉に重みが増していっているように感じる。後半では「Caffeine」「アイデンティティ」と人気曲を続けて披露。ラストは新曲「ソニックムーブ」。強力でパンクなドラムと轟音のギターで駆け抜けた。
打って変わって秋山黄色(ソロ)の出番。以前行われたツアーと同じようなセッティングで現れた秋山黄色。ギターやピアノ、さらにループペダル、ドラムパッドなどをたった一人で操りながらパフォーマンスを行うスタイルは秋山黄色ならでは。秋山黄色(バンド)ではパフォーマンスしていない「夕暮れに映して」「白夜」などもパフォーマンス。バンドセットとは全く異なる表現方法ではあるが、強烈なビートと叫びのようなギターはバンドセットより鮮烈に体に届いてくる。
ラストは2ndアルバム『FIZZY POP SYNDROME』に収録の「PAINKILLER」。喜びや悲しさ、興奮などのあらゆる感情を剥き出しにする秋山黄色のライブパフォーマンスはいつだって目が離せない。
写真◎Yuri Suzuki
セットリスト
M1 やさぐれカイドー
M2 Bottoms call
M3 燦々と降り積もる夜は
M4 シャッターチャンス
M5 SCRAP BOOOO
M6 PUPA
M7 モノローグ
M8 Caffeine
M9 アイデンティティ
M10 ソニックムーブ
■秋山黄色(SOLO)
M1 やさぐれカイドー
M2 夕暮れに映して
M3 ナイトダンサー
M4 白夜
M5 Night park
M6 クラッカー・シャドー
M7 ホットバニラ・ホットケーキ
M8 Caffeine
M9 PAINKILLER
EN1 心開き三週間
EN2 猿上がりシティーポップ
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