フィル・モグ、UFOの終焉を認める

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Sven Mandel, CC BY-SA 4.0 , ウィキメディア・コモンズ経由で

『Ultimate Classic Rock』によると、UFOのフロントマン、フィル・モグが、UFOが終わりを迎えたことを認めたという。

UFOは2019年に、少なくともモグとの最後のツアーとなる<Last Orders Tour>を開始し、2022年10月29日にギリシャで終了する計画だったが、その2ヶ月ほど前に、モグが心臓発作を起こし手術を受けたため、ラスト・ツアーは完了できずにいた。

モグは、『Ultimate Classic Rock』のインタビューで、「UFOでもっとやることはあるのか?やり残したことはあるか?」と問われると、「ないよ、ない。そういう結論に達したと、僕は思ってる。UKでは2019年、コロナ前に最後のツアーをやった。それが終わりだったようだ。潮時だった」と答えた。

モグは2022年9月初め、1週間ほど前に心臓発作を起こし、動脈2本にステントを留置する手術を受けたことを公表し、10月にヨーロッパで予定していた最後の数公演の中止を告知した。彼は当時、「医師たちのところから戻ったところだ。僕は当然、演奏、ツアーなど仕事の再開について尋ねたが、絶対にダメ、また心臓発作を起こしたいのなら別だけどと言われた。そういうわけだ。僕は約6週間後にスタート予定のリハビリテーション・プログラムを、6週間やらねばならない。3ヶ月程度になる。僕は決して、こんな形で去りたくはなかった。君らもそうだったに違いない」との声明を出していた。

2022年7月16日にドイツで開かれた<Lieder am See 2022>フェスティバル出演が、UFO最後のライヴ・パフォーマンスになってしまったようだ。


Ako Suzuki
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