hideaki sasaoka、初の対バンイベント＜one more＞開催、新曲「これから」を初披露

某K-POP系大人気オーディション番組に出演し、最終デビューメンバーには選ばれなかったものの、その歌唱力が評価されたhideaki sasaoka。自身初の対バンイベント＜one more＞を渋谷Spotify O-nestで開催した。ここ数年、ワンマンライブを中心に活動をしてきたhideaki sasaoka。今回、自分に必要な「one more」を探すということをテーマに初の対バンイベントを開催。ライブのレポートをお届けする。

今回の対バン相手は「Maison B」。オーディション番組時代、苦楽を共に過ごした仲間達で結成され、ラッパーのKEN THE 390プロデュースのグループ。hideaki sasaokaと公では約3年ぶりの再会となった。観客で一杯のフロアにまず登場したのは「Maison B」。ストリート感覚溢れるクールなステージングで観客を魅了し、観客のボルテージは上がっていく。


その後はhideaki sasaokaの登場だ。ライブは、シンセサイザーの荘厳なイントロから始まる「理由」からスタート。それまでの雰囲気とは変わり、心地よいビートを感じながら歌をじっくり聞き入るように、一気に観客が引き込まれていく。2曲目はファンには耳馴染みのU.F.O。徐々に会場が温まっていく。定番のMCを挟んだ後、すかさず3曲目。4月12日にリリースしたばかりの新曲「これから」を披露。新曲「これから」は、「これから」のことを考えすぎないで、目の前のことをしっかり着実にやっていこうという思いがこもった1曲。ゆったりとしたビートに、心地よい空気が流れていく。その後も、MCはそこそこに、どんどん曲を披露していく。「とにかく歌を聴いてほしい！」そんなhideaki sasaokaの思いがヒシヒシと伝わってくる。会場には涙するお客さんも見られた。ライブ終盤に差し掛かると、「Draw」で会場は最高潮に！ 最後は「覚えてほしいのでもう一回やらせてください！」と2度目の「これから」で締めくくった。hideaki sasaokaの「これから」が楽しみになったライブだった。


公演終了後、ステージ上にMaison Bのメンバーを呼び込み、懐かしのトークなどを繰り広げ、最後はオーディション時代の歌を一緒に歌い、フィナーレとなった。
本人コメント
「こうやって昔の戦友と共にステージに立てたことで、昔も思い出しますし、初心にかえれたような気持ちになりました。彼らにも負けないように、どんどん精進していきたいです！」